二宮和也:“絶対味覚”披露? 帝国ホテル総料理長も驚く

映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」のイベントで、帝国ホテル総料理長の料理に舌鼓を打つ宮崎あおいさん(左)と西島秀俊さん
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映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」のイベントで、帝国ホテル総料理長の料理に舌鼓を打つ宮崎あおいさん(左)と西島秀俊さん

 人気グループ「嵐」の二宮和也さんが23日、帝国ホテル(東京都千代田区)で行われた主演映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」(滝田洋二郎監督、11月3日公開)のPRイベントに登場。料理に関する映画にちなみ、同ホテルの田中健一郎総料理長が100年前のレシピを再現した料理をふるまい、二宮さんをはじめ登壇者が「おいしい!」と絶賛のコメントを連発した。

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 イベントは「幻のレシピ再現披露会」と題され、同ホテルの初代料理長だった吉川兼吉が作成した、286種類の西洋料理が記載されている“兼吉レシピ”の料理を再現。二宮さんのほかに西島秀俊さん、宮崎あおいさん、滝田監督、同映画の調理指導や料理監修を担当した料理評論家の服部幸應さんが、肉料理とデザートの2種類に舌鼓を打った。

 映画でシェフ役を務める二宮さんは、提供された牛タンの煮込み料理を「まずいわけがない。時代を感じさせない味です」と大絶賛。西島さんは「肉が柔らかくておいしい。100年前にこんなレシピがあったんですね」とコメントすると、宮崎さんは「肉も柔らかいですけれど、添えられている野菜もおいしいですね」と相づちを打った。

 2品目には、洋梨のデザートが提供された。二宮さんは「ボリュームを感じさせる見た目なのに、思っていたよりも軽く感じます」と感想をもらすと、田中総料理長は「すごい! 100年前のレシピだとクリームがだいぶ重たくなってしまうので、砂糖の量を抑えています」と二宮さんの味覚に驚いていた。

 映画は、1990年代に人気を博した料理対決バラエティー「料理の鉄人」の演出家で知られる田中経一さんのデビュー小説が原作。天皇の料理番・山形直太朗が考案した究極のフルコース「大日本帝国食菜全席」を巡り、2000年代初頭と1930年代の二つの話が語られる。現代編は、麒麟の舌(絶対味覚)を持ちながら料理の情熱を失った主人公・佐々木充(二宮さん)が、消えたレシピの解明に挑むミステリー。過去編は、太平洋戦争直前、レシピ作成に人生をささげたもう一人の麒麟の舌を持つ直太朗と、彼の信念を支え続けた人々の運命が描かれる。

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