俳優の菅田将暉さんが8日、東京都内で開かれた主演映画「火花」(板尾創路監督、23日公開)の完成披露試写会に登場した。お笑い芸人を演じた菅田さんは、演技について「難しいなんてものじゃないですよ」と胸の内を明かし、「(監督の)板尾さんがオッケーを出してくれたら『もうええわ』という安心感と、(相方役を演じる『2丁拳銃』の川谷)修士さんが突っ込んだら、いかなる状況でも笑いが起きると信じてやっていました」と話した。
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試写会には、桐谷健太さん、木村文乃さん、川谷さん、三浦誠己さん、板尾監督も登場した。菅田さんの演技について、川谷さんは「菅田さんがすごくて、ホンマにコンビが組みたいなあ」と絶賛。菅田さんと川谷さんは、実際には年齢が一回り以上違うものの、同級生という設定で、菅田さんは「修士さんから『敬語はやめよう』と言ってくれて。その後、6時間飲んだ」と役作りのためにお互いの距離を縮めたエピソードも明かした。
「火花」は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの芥川賞受賞作が原作。売れない若手芸人の徳永(菅田さん)が、天才肌の先輩芸人・神谷(桐谷さん)と出会って師弟関係となるが、徳永が売れていくに従い、相変わらずの生活を続ける神谷との関係に変化が生じる……というストーリー。
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