2018年1月にスタートするテレビアニメ「BEATLESS（ビートレス）」に声優として東山奈央さんや雨宮天さんらが出演することが26日、分かった。長谷敏司さんのSF小説が原作で、東山さんはhIEと呼ばれるアンドロイドのレイシア、雨宮さんはhIEのメトーデをそれぞれ演じる。hIE役として冨岡美沙子さん、五十嵐裕美さん、下地紫野さんも出演する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　東山さんは「人間と人間ではないもののボーイミーツガールの物語です。人の心は、何によって動かされるのか？　作品を読み進めていくと、ときに哲学的なテーマに突き当たります。レイシアを演じていると、この言葉で相手をどう感じさせたらいいのか、どんな結論を導こうとしているのか……。私自身、彼女に翻弄（ほんろう）されそうになりますが、最終回まで食らいついていこうと思っています。どうぞお楽しみに！」とコメントを寄せている。

　「BEATLESS」は、アニメ誌「月刊ニュータイプ」（KADOKAWA）で連載されたSF小説。社会のほとんどを機械に任せた世界を舞台に、17歳の少年・遠藤アラトが、人智を超えるアンドロイドで人類未到産物のレイシアに出会う……というストーリー。原作は、ギルティクラウン」「虐殺器官」などのredjuiceさんがイラストを担当した。アニメは「機動戦士ガンダム00」などの水島精二さんが監督を務める。redjuiceさんが描いたアニメのティザービジュアルも公開された。強力な量子コンピュータを搭載した可変デバイス「Black Monolith」を装備したレイシアが描かれている。

　◇キャスト（敬称略）

　レイシア：東山奈央▽紅霞：冨岡美沙子▽スノウドロップ：五十嵐裕美▽サトゥルヌス：下地紫野▽メトーデ：雨宮天