へうげもの:12年の連載に幕 古田織部の生涯描いた歴史マンガ

「週刊モーニング」53号で最終回を迎えた山田芳裕さんの歴史マンガ「へうげもの」のコミックス第24巻
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「週刊モーニング」53号で最終回を迎えた山田芳裕さんの歴史マンガ「へうげもの」のコミックス第24巻

 戦国時代の武将で、茶人として知られる古田織部の生涯を描いた山田芳裕さんの歴史マンガ「へうげもの」が、30日発売の連載誌「週刊モーニング」(講談社)53号に掲載された第273話で最終回を迎え、約12年の連載に幕を閉じた。また、同号では、山田さんの新連載について「近日登場予定にて候」と発表された。

ウナギノボリ

 「へうげもの」は「週刊モーニング」に2005年に連載がスタート。「へうげる(ひょうげる)」は「ふざける」「おどける」などという意味で、茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部が、茶聖・千利休に深遠な精神性を学び、“へうげもの”の道をひた走る……というストーリー。コミックスが24巻まで発売される。

 第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞し、NHK・BSプレミアムで2011~12年にテレビアニメも放送された。

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