女優の橋本愛さんが29日、東京・渋谷のNHKで開かれた2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の会見に登場した。脚本の宮藤官九郎さんとはNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」以来となる橋本さんは「私も、数年たって視野も広くなっていると思う。その視野で宮藤さんの脚本を見たときにどんな世界が映るのか楽しみです。新しい風に乗っていけたらいいなと思います」と意気込んだ。
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浅草の遊女で姉御肌の女性・小梅を演じる橋本さんは「オリジナルのキャラなので、参考にする人物もいません。自分の感じたように、豊かさを与えられたら。後はドラマの現場のスピードに振り落とされないようついていけたらいいな。慎重にやっていこうと思います」と話した。
「いだてん」は、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。主演は、歌舞伎俳優の中村勘九郎さんと俳優の阿部サダヲさん。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶりとなる。
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