フジテレビ:めちゃイケ終了に「テレビ史に残るバラエティー」と賛辞 終了理由も

東京・台場のフジテレビの社屋
1 / 1
東京・台場のフジテレビの社屋

 フジテレビは1日、同局で定例社長会見を開き、来春終了が発表された人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!(めちゃイケ)」(土曜午後7時57分放送)について、石原隆取締役は「めちゃイケは大きな貢献をしてくれた番組だと思っている。テレビ史に残るバラエティー番組だが、その使命を終えて新しい番組を作っていきたい」と話し、「歴史のある番組ですし、熱狂的ファンもいる。来年3月の最終回に向けて、偉大な番組にふさわしいフィナーレを飾りたい」と話した。

ウナギノボリ

 石原取締役は、めちゃイケ終了の理由について「フジテレビのタイムテーブル(番組表)全体と、個々の番組、両方の見地からというのが正直なところです」と説明し、「長く続いている番組はフジテレビを支えてきた。変えるのは勇気がいるが、フジテレビは苦境にあるので、変えないといけない」と明かした。後継番組については後日発表する。

 宮内正喜社長も「番組企画の変更・終了は編成局から上がってきた。番組を終了し、新しい番組企画の編成をして、視聴率アップを図る決断をしたわけですから。バックアップするだけだと思います」と話した。

 めちゃイケは、1996年10月から放送中の長寿番組。「岡村オファーシリーズ」「爆裂お父さん」「抜き打ち学力テスト」などの人気企画や人気キャラクターを多数生み出し、2004年10月9日に放送された特別番組では芸能・バラエティー番組としては歴代9位となる平均視聴率33.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

テレビ 最新記事