ちはやふる:完結編「-結び-」主題歌でPerfumeと再タッグ 末次由紀描き下ろしイラストも公開

「ちはやふる -結び-」主題歌を担当するPerfumeと主演の広瀬すずさん(左)と末次由紀さん描き下ろしのイラスト (C)2018 映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
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「ちはやふる -結び-」主題歌を担当するPerfumeと主演の広瀬すずさん(左)と末次由紀さん描き下ろしのイラスト (C)2018 映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社

 女優の広瀬すずさん主演で2016年に2部作で公開された映画「ちはやふる」の完結編「ちはやふる -結び-」(小泉徳宏監督、18年3月17日公開)の主題歌を、3人組ユニット「Perfume(パフューム)」が担当することが18日、明らかになった。Perfumeは、前2部作「上の句」「下の句」に続く起用で、今作の主題歌は書き下ろしの新曲「無限未来」。2年ぶりの再タッグを記念し、広瀬さん演じる主人公の綾瀬千早とPerfumeが顔を寄せ合った姿を原作者の末次由紀さんが描き下ろしたイラストも公開された。

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 「ちはやふる」との再タッグについて、Perfumeの“あ~ちゃん”こと西脇綾香さんは「次回作をいちファンとして楽しみにしていたので『次回も主題歌を』と言っていただいたときには、大好きな作品なので、本当にうれしかったです」と喜び、イラストについてもPerfumeの3人は「絵の中で千早ちゃんに会えました! 夢のコラボ! 末次先生ありがとうございます」と感謝している。

 主題歌「無限未来」は、千早たちの高校最後の夏を描くことから、小泉監督から「同じ花は二度と咲かないように、二度と戻ってくることはない“この一瞬”を表現した音楽を作ってほしい」というリクエストがあり、それに応える形で書き下ろされた。卒業が迫る主人公たちの思いを連想させる歌詞や、競技かるたの動きを思わせるフレーズもあり、完結編となる本作にふさわしい一曲になっているという。

 広瀬さんは「映画を見た後にエンディングで私も初めて聴いて、なんてステキなんだろうと思いました。聴いた瞬間に一気に涙が出てきて『ちはやふる』の色や繊細さが主題歌から感じられて、感無量でした」と明かし、「まさに最終章というしっとりした音たちに急に心が寂しくなって、でも光ってる何か一本の糸のようなものでつながっていて、切っても切っても切れることはないだろうなという太さというか。大好きな一曲になりました」と感想を語っている。

 「ちはやふる」は、末次さんが07年から女性マンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で連載している人気マンガが原作。主人公・千早が、転校生の新との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの太一らかるた部の個性的なメンバーたちとともにかるたに情熱を燃やす姿を描いている。映画は16年3~4月に「上の句」「下の句」の2部作で公開された。

 「ちはやふる -結び-」は、「下の句」で描かれた全国大会から2年後が舞台。3年生になった千早たちは、高校生最後の全国大会へ向けて動き出す。一方、故郷へ戻っていった幼なじみの新は、千早たちと全国大会で戦うためにかるた部の創設に奔走(ほんそう)していた。そんな中、瑞沢高校かるた部に思いがけないトラブルが起き……というストーリー。

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