コミケ93:日本最大の同人誌即売会、きょうから ビッグサイト前に長い列

日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット93」の開幕を前に多くの人が列を作っている(写真は2016年冬のコミケ91)
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日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット93」の開幕を前に多くの人が列を作っている(写真は2016年冬のコミケ91)

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)93」が29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。気象庁が発表した東京都内の同日の予想最低気温は1度で、現地の手元の温度計は5度だった。寒空の中で多くの人が列を作り、午前10時の開場を待っていた。

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 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。2016年冬のコミケ91は3日間で約55万人、17年夏のコミケ92は約50万人を集めた。

 一般ブースの参加サークルは、人気に応じて「角」「壁」「シャッター前」などと呼ばれる場所に配置される。列の整理がしやすいシャッター前は、プロとして活躍するマンガ家やイラストレーターらが出展。人気のサークルは、開幕と当時に長い列ができ、昼前には売り切れることもある。また、マンガ誌の編集者がスカウトのために動き回る姿も見られる。

 企業ブースは、KADOKAWAやアニメイトなどのエンタメ系企業、小学館や秋田書店などの出版社に加え、NHK、日本郵便、スポーツ報知なども出展する。

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