注目アニメ紹介:「DEVILMAN crybaby」 鬼才・湯浅監督が初めて原作のラストまで描く 

アニメ「DEVILMAN crybaby」のビジュアル(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project
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アニメ「DEVILMAN crybaby」のビジュアル(C)Go Nagai-Devilman Crybaby Project

 永井豪さんのマンガ「デビルマン」の新作アニメ「DEVILMAN crybaby」が、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で5日、配信が始まった。鬼才とも呼ばれる湯浅政明さんが監督を務め、初めて原作のラストまで映像化される。

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 「デビルマン」は、悪魔の力を手に入れた不動明の戦いを描いた永井さんの代表作の一つで、1972年に「週刊少年マガジン」(講談社)で連載がスタート。新作アニメは、親友・飛鳥了との出会いから、デビルマン誕生、デビルマン対サタンのハルマゲドンまでが描かれる。

 湯浅監督はテレビアニメ「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」やアヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門でグランプリに輝いた劇場版アニメ「夜明け告げるルーのうた」などで知られる。新作アニメは、原作を現代風にアレンジしつつも、作品の核となる部分は引き継がれている。

 原作には衝撃的なシーンが多く、その中でも特に伝説になっているのが、ヒロイン・牧村美樹の死のシーンだ。ラストまで映像化されるということは、美樹の死の描写が気になるファンも多いだろう。暴力的だったり、セクシュアルなシーンがある一方で、デーモンがどこか可愛らしく見えるところは、湯浅監督らしさなのかもしれない。

 内山昂輝さんが明、村瀬歩さんが了を演じるほか、声優として潘めぐみさん、小清水亜美さん、田中敦子さん、小山力也さんらが出演する。「夜明け告げるルーのうた」などのサイエンスSARUが制作する。

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