佐々木蔵之介:だまされるより「だましまくりたい」

映画「嘘八百」の公開記念舞台あいさつに登場した佐々木蔵之介さん
1 / 7
映画「嘘八百」の公開記念舞台あいさつに登場した佐々木蔵之介さん

 俳優の中井貴一さんと佐々木蔵之介さんが6日、東京都内で行われたダブル主演映画「嘘八百」(武正晴監督)の公開記念舞台あいさつに登場。同作で腕は立つが売れない陶芸家の野田佐輔を演じている佐々木さんは、映画の内容にちなんで「“だます”方と“だまされる”方のどちらがいいか」と聞かれると、「だましまくりたいですね」とにやり。その理由について「(俳優は)だますことが職業なので。だますことが仕事だと思っている。なんとか面白く楽しく、心豊かになるようなだまし方ができたらいいかなと思います」と語った。

ウナギノボリ

 映画は、大阪・堺を舞台に、イカサマ古物商と落ちぶれた陶芸家が「幻の千利休の茶器」という“真っ赤なウソ”で一発逆転の大勝負を描く……というストーリー。この日の舞台あいさつには中井さん、佐々木さんのほか、友近さん、森川葵さん、武監督も出席した。

 今作で、森川さん演じる大原いまりの父親で古物商の小池則夫を演じている中井さんは、「子供役の年がどんどん大きくなることで、自分の年を感じるようになる。年を取ったなと痛感させていただきました」と笑わせつつ心境を吐露。森川さんについては「そりゃあもう今、魅力ありますもん。今年は森川の年になると思いますよ」とべた褒めし、森川さんを慌てさせる場面もあった。

写真を見る全 7 枚

映画 最新記事