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10月31日(木)放送分
女優の佐々木希さんが出演した映画「伊藤くん A to E」(廣木隆一監督)が12日に公開される。佐々木さんは、岡田将生さんが演じる“イタイ男”伊藤誠二郎にとっての「都合のいい女」島原智美を演じている。昨年、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんと結婚した新婚の佐々木さん。ますます美しさに磨きがかかり、女性として輝きを増している。佐々木さんに廣木監督の撮影法について、また、最近気になるファッションアイテムや女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)などについて聞いた。
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「伊藤くん A to E」は、柚木麻子さんの同名小説(幻冬舎)が原作。落ち目のアラサー脚本家・莉桜(木村文乃さん)が「伊藤」という同じ名前の男について悩む4人の女たち(【A】~【D】)から恋愛相談を受けながら、ドラマプロデューサーの田村伸也(田中圭さん)にたきつけられて起死回生の脚本のネタにしようとたくらむ。4人の女性が語る「伊藤」は同一人物かもしれないと手応えを感じ始めた矢先、莉桜の思惑は打ち砕かれる……というストーリー。2017年8月からドラマがMBS・TBSで放送され、4人の女性と伊藤との恋愛模様が描かれた。映画はドラマでラストまで登場しなかった伊藤が姿を現し5人の女性を翻弄す(ほんろう)する。
現場では、「廣木監督の撮り方とかすごく勉強になりました。テレビで撮影したものを少しリニューアルして、新たに映画を撮るっていうのは新鮮すぎて。特に同じことを2回やるというのがすごく新鮮でした」と独特の撮り方に刺激を受けた。「ドラマのときは廣木さんの映画のような撮り方が新鮮だなと思って。映画の方はほぼ長回しで、カット割りをそんなにしないという。よく見ていると本当にずっとつながっているシーンが多くて、すごく勉強になりました」と語る。
長回しのシーンはリハーサルには時間をかけた。「しっかりリハとテストをして、終わったあとにニヤニヤしている廣木さんがいれば、『もう1回』という廣木さんもいる。ニヤニヤしているときは(オーケーということで)すごくうれしかったんです。『痛いね~』とか言っていて。痛くさせているのは誰?って(笑い)」と現場の様子を明かす。
長回しは「特に今回多かった気がします。(気持ちが)途切れないから、一連の動きですごくいいですし、ある意味、間違えちゃいけないとかあったりするので、いい緊張感の中で。のめり込んでできるというのはすごくいいなあと思います」と演じやすかったという。
映画について、「誰もが共感できる部分があって、それぞれのダメな部分だとか、人間の奥深い、ただきれいなだけでない感情だったり、思いがすごく詰まっていて。『だめ』って言っているけれど、みんな一生懸命生きていて、懸命に恋愛していて。この作品が好きだし、みんなのキャラクターがすごく好きで、きれいなだけじゃないこの作品がすごく好きなので、この役、映画に出演できてよかったなと思っています」と目を輝かせた。
タイトル「伊藤くん A to E」にちなんで自身の「A」愛らしい部分、「E」痛い部分を聞くと、「愛らしいは自分で言うのは恥ずかしいけれど。『飾らないね』とかかな……。あとは、『手が可愛い』とかも言われます。ムチムチしていて。手がブサイクで小さいと言われるんですよ(笑い)」と笑顔で明かす。
「『損しているね』と言われることもあるんです。撮影で、『顔の近くに手をやってください』と言われることがあって。そういうときに、手が小さいと顔が大きく見えるって言われる(笑い)。昔は本当に嫌だったけど、最近はムチムチしていて、ちょっと愛らしいなと思ってます」と語る。
痛い部分は「犬が好きで、好きすぎて、やりすぎちゃうことかな。痛いなと思いながら、ずっと鼻のあたりのにおいをかぎたくなっちゃう(笑い)。(犬の)口のにおいとか。『ん~臭い臭い』と思いながら(笑い)。肉球も大好きですね。たまに激しすぎて嫌がられるときもあるんですけれど(笑い)。それでも可愛くてやっちゃいますね。(犬への愛情が過剰すぎて)痛い。周りにも(その様子が)出ちゃっているので。犬に『本当に昨日より今日、今日より明日が可愛い』と言って周りにドン引きされます(笑い)」と笑顔で明かす。
モデルとしても活躍する佐々木さん。最近、気になるファッションアイテムは「今年はトップスで袖がとっても長いタイプが多くて、結構持っていますね」と話す。色は「白、ベージュ、黒とか、オーソドックスな色がありつつ、たまに赤とか」と明かす。
小物などで気になっているものは「そのときによって違うんですけれど、指輪はしょっちゅう着けています。指輪、あとピアスは毎日。日によってタイプは違いますけれど。垂らすタイプも着けますし、最近は『hum(ハム)』というブランドのくさりのような形のブレスレッドを買いました」と話した。
美容や健康で気をつけていることは「今はすごく乾燥するので、その対策はしています」と言い、具体的には「のどは乾燥しないように加湿器や濡れマスクなどを使用して。あと、美容だと保湿多めで、いつもよりオイルを足してみたり。濃厚なクリームを使ってみたりしていますね」と語る。
女性が輝き続ける秘訣を尋ねると「私の周りで言うと、自分の好きなお仕事を頑張って、そのあとに自分にとっておいしいものやお酒を飲みに行っています。特異な女性かもしれないですけれど、仕事を頑張りながらプライベートもしっかりと楽しんでいる女性はとても輝いて見えるし、私もやっぱり日々、仕事を楽しんで過ごしたいなと思います」と答えた。
最後に10年後、40歳になる年を想像してもらうと「このお仕事を続けていたいですね。このお仕事好きなので、続けていけるように日々成長していかなきゃいけないと思います。日々アンテナを立てて、皆さんにファッションも含めて、私を見せていけたらいいなと思います」と思いをはせていた。
<プロフィル>
ささき・のぞみ。1988年2月8日生まれ、秋田県出身。2006年に雑誌「PINKY」(集英社、休刊)の「プリンセスPINKYオーディション」でグランプリを受賞し、芸能界デビュー。モデル業を中心に活躍するかたわら、2009年に「天使の恋」で映画初主演。以降、女優としても活動の場を広げ、映画出演作に「ハンサム★スーツ」(08年)、「ぱいかじ南海作戦」(12年)、「サンゴレンジャー」(13年)、「呪怨‐終わりの始まり‐」(14年)、主演映画「縁(えにし)~The Bride of Izumo~」「星ガ丘ワンダーランド」「嫌な女」(すべて16年)などがある。昨年はドラマ「小さな巨人」、動画配信サービス「Hulu(フールー)」のドラマ「雨が降ると君は優しい」などに出演。映画は「ラストコップ THE MOVIE」「東京喰種トーキョーグール」に出演した。出演した映画「伊藤くん A to E」は12日公開。
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2024年11月03日 05:00時点
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