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山寺宏一:「宇宙戦艦ヤマト2202」のデスラー役は「難しくて面白い」

アニメ 映画
アニメ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第4章「天命篇」でデスラーの声優を務める山寺宏一さん

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」の第4章「天命篇」が、27日から劇場上映される。「宇宙戦艦ヤマト」のリメーク版、12年放送の「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、第4章では人気キャラクターのデスラーが登場する。「2199」から引き続きデスラーの声優を務める山寺宏一さんに、「ヤマト」への思いや第4章の見どころを聞いた。

 ◇久々のヤマトの現場は「非常に緊張した」 キーマンに嫉妬も?

 「宇宙戦艦ヤマト2202」は、1978年公開の「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」がモチーフ。イスカンダルへの大航海からヤマトが帰還し、地球はコスモリバースシステムによってかつての青い姿を取り戻した。しかし、地球は軍拡の道を歩み始め、伝説の女神・テレサの祈りが、ヤマトクルーに危機の到来を知らせる……という展開。第4章では、かつて大ガミラス帝星を支配したデスラーが、ズォーダーの元に身を寄せ、ヤマトと再戦する。

 「2199」以来、久々にヤマトのアフレコに参加した山寺さんは「非常に緊張した」と振り返る。「2199」のアフレコでは、ヤマト側とガミラス側の声優陣が別々に収録をしたが、今回の「2202」では主人公の古代進の声優を務める小野大輔さんやキーマン役の神谷浩史さんらと一緒に収録をしたという。

 山寺さんは「久しぶりのデスラーの登場で、しかも皆がいる現場で一言を発するという状況だったので、『たいしたことねぇな』と思われたらどうしようと(笑い)。『2202』がスタートしてからけっこう間が空いていて、このままデスラーが出てこない可能性もあるかもしれないと思っていたので、やっと出られてうれしかった」と笑顔を見せた。

 「2202」からは新キャラクターとしてガミラス帝国地球駐在武官のクラウス・キーマン(神谷さん)が登場している。山寺さんはキーマンの活躍に「嫉妬していた」と明かす。「『2202』になってからガミラスは地球と連合を組んで、共にガトランティスと戦ったりしているわけです。そんな中で、ガミラス人のキーマンは古代たちと一緒にヤマトに乗って、地球人にとってありがたい情報をいっぱいくれるし、危機の時に活躍するし、かっこよすぎるだろって。それで神谷君の声ですからね。キーマンを見ていて、思わず『くーっ!』って言いましたよ」と話す。そんなキーマンよりもデスラーは「カリスマ性のある存在として登場しなきゃいけない。それはプレッシャーですよ」と思いを語った。

 ◇デスラーを演じるのは「難しくて面白い」

 この第4章の見どころの一つとして挙げられるのがデスラーの登場だ。山寺さんは「今のデスラーの描かれ方が素晴らしい。演じる上では(最初のテレビシリーズでデスラーを演じた)伊武(雅刀)さんの素晴らしさをなんとか取り入れたいという思いもありますが、今回いただいた台本の中でデスラーが何を思い、何を語り、何をするのかというところがすごく面白い……難しくて面白いので、そこを演じたいなと思います」と語る。

 改めてデスラーの魅力を聞くと、「冷静沈着で冷酷という顔の裏に、いろいろなものを抱えている」と山寺さん。以前、山寺さんは「2202」では「これまで描かれることのなかったデスラーの過去や内面も描かれる」とコメントしているが、デスラーは「なんなら古代よりもいろいろなものを抱えている」と語る。

 「ただ、それを決して表に出さない。出すべきときに出す。今回の第4章では、デスラーはガトランティスの青年将校のミルと会話することが多いんですけど、ミルに対する話し方は常に冷静でも、上から言ってみたり、脅すぐらい強く言ってみたりする。相変わらず慇懃(いんぎん)無礼の極みのような話し方なんだけど、その中にいろいろな含みを持たせているんですね。本当の腹の底は出さずに『ちょっと見せようか……まだ見せない』というような駆け引きは、演じていて面白いですよね」と演じる上でのデスラーの魅力を語った。

 山寺さんは「さあ、皆さん、第4章のどのせりふがデスラーの“本当”だと思いますか?」と意味深な問いかけで、見どころを表現した。

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