西郷どん:第3回「子どもは国の宝」 吉之助、今度は貧しい武家の少年のため… 斉彬vs斉興&由羅が激化?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第3回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第3回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第3回「子どもは国の宝」が21日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。吉之助(鈴木さん)は貧しい武家の少年に出会い、困窮しているのは農民だけではないと痛感。斉彬(渡辺謙さん)に窮状を訴える。心を打たれた斉彬は薩摩の変革を決意。自らの手で父の斉興(鹿賀丈史さん)を隠居に追い込もうとする……。

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 大家族の西郷家に四男が生まれ暮らしはますます苦しくなり、吉之助は父の吉兵衛(風間杜夫さん)と商家から大借金をする。そんな時、武士なのに貧しさのため土地を捨て一家で夜逃げする少年に出会う。吉之助は斉彬に意見書を書き、人々の窮状を訴える。その思いに突き動かされた斉彬は意を決し、幕府の老中首座・阿部正弘(藤木直人さん)に斉興の不正を暴露。隠居に追い込もうとするが、斉興と由羅(小柳ルミ子さん)は逆襲に転じ、薩摩藩は大混乱に陥っていく。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第2回「立派なお侍」は、18歳で年貢を徴収する役人の補佐役となった吉之助は、藩の農民の困窮ぶりを目の当たりにし、大きな衝撃を受ける。不正を働き、私腹を肥やす役人たちに怒り心頭の吉之助。自らの立場も顧みず、家老の調所広郷(竜雷太さん)に直訴する。一方、斉彬は父の斉興と斉興の側室・由羅の手で、次期藩主への道が閉ざされそうになり……という展開だった。

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