これまでに映画、舞台、アニメ化もされてきた山田風太郎の代表作「魔界転生」が、俳優の上川隆也さん主演で舞台化されることが25日、明らかになった。日本テレビ開局65年の記念作で、溝端淳平さん、松平健さんも出演。演出は「TRICK」「SPEC」シリーズなどの堤幸彦さん、脚本はマキノノゾミさんが担当し、ド派手なアクション、変幻自在なフライング、プロジェクションマッピングを駆使した内容になるという。
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今回の「魔界転生」の物語は、徳川幕府によるキリシタン弾圧のため、10万人の信者が虐殺された肥前国島原で、魔界の力を借りて、「島原の乱」の首謀者・天草四郎(溝端さん)がよみがえる。怒りと憎しみに燃え、幕府への復讐(ふくしゅう)を決意した四郎は、妖術「魔界転生」を使って、宮本武蔵、柳生宗矩(松平さん)ら歴史に名を残す剣豪を次々とよみがえらせて倒幕を画策。上川さん演じる柳生十兵衛らが四郎の倒幕を阻止するため奮闘する……という展開。
山田風太郎の小説を読んでいたという上川さんは「オファーには、本当に胸が躍りました」と話し、「中でも印象的なキャラクターが柳生十兵衛。作品内での活躍はもちろんですが、想像を絶するような敵と相対する十兵衛はあくまでも生身の人間であるという設定に、引き込まれていました。今回の舞台化でも、きっと十兵衛は剣客でありながら、やはり一人の人間として困難に立ち向かうことになるでしょう。その獅子奮迅ぶりをお客様と共に、僕も満喫したい」と意気込んでいる。
堤さんは「日本の娯楽作品史上、もっとも奇想天外なストーリーを持つ時代劇であり、猛烈に創造力を刺激される作品。役者の皆さんを極めて濃いキャラクターの登場人物に変身させて、語られる“怨”の芝居も主軸ですが、変幻自在な巨大舞台装置とプロジェクションマッピングを多用した立体映像表現に、圧倒的スピードの殺陣、フライング含めたアクションが絡み合った壮大なエンターテインメントを作り上げたい」とコメントしている。
舞台「魔界転生」は、10月6~28日に博多座(福岡市博多区)で、11月3~27日に明治座(東京都中央区)で、12月9~14日に梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)で上演される。
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