福山雅治さん主演で2023年4月期にTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送された連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の映画化のタイトルが、「映画ラストマン -FIRST LOVE-」(平野俊一監督、2025年12月公開)になったことが7月30日、分かった。1分間の新たな特報映像と人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さん、俳優の今田美桜さんらドラマに出演していたキャストが映画でも続投することが解禁された。
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「ラストマン-全盲の捜査官-」は、黒岩勉さんが脚本を担当。福山さん演じる全盲の人たらしのFBI特別捜査官・皆実広見と、大泉洋さんが演じる犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事・護道心太朗がバディーを組んで難事件に挑む痛快ドラマ。
主人公・皆実広見は過去のある事故がきっかけで両目の視力を失いながらも、FBIで“事件を必ず終わらせる最後の切り札=ラストマン”と呼ばれ数々の事件を解決してきた凄腕(すごうで)の特別捜査官。米国からやってきた皆実のアテンド役を命じられたのが、孤高の刑事・護道心太朗。肩書も性格も異なる2人は徐々に力を合わせて事件を解決する“無敵のバディー”になっていった。ドラマ後半では皆実と心太朗の過去の因縁が明らかになり、2人が実の兄弟だったという衝撃の事実が判明した。
この度解禁された特報では、今回の舞台が北海道であることが明かされた。雪が降りしきる北の大地で、新たな事件に挑む皆実と心太朗。事件の鍵を握る人物は、皆実の初恋の人……。謎の組織に追われる彼女の正体、皆実と彼女の過去とは? “世界平和に直結する”という難事件に無敵バディーが挑む。連ドラからおなじみの皆実と心太朗のユーモアあふれるやり取りもありつつ、映画ならではの圧倒的スケールと、謎がちりばめられたサスペンスフルな展開に、期待感が高まるシーンが収められている。
また、永瀬さん、今田さんのほか、松尾諭さん、今井朋彦さん、奥智哉さん、木村多江さん、吉田羊さん、上川隆也さんと、“無敵のバディー”を支える連ドラメンバー8人が映画でも再集結する。キャストのコメント全文は以下の通り。
あのお二方とまた暴れられるんだと、すごくワクワクしていました。泉もドラマから環境が変わっています。僕もドラマから映画までの間でさまざまなことを吸収してきたので、泉と重ねながら個人的に成長したところを、「ラストマン」にぶつけられたらと思って撮影に臨みました。映画の脚本は、演じてみたいと思っていたことがかなうような内容でうれしかったですし、スケールの大きい場所で撮影することで、より緊迫感が増した状態で演じることができました。一瞬の隙(すき)も許さないくらい予想がつかない展開に、福山さん、大泉さんをはじめとするチームが作り出すグルーブ感が合わさって、より引き込まれるような作品になっているのではないかと思います。今回も観(み)る人を良い意味で裏切ってくる「ラストマン」になっていますので、ぜひお楽しみにしていてください!
ドラマを撮影していた時も続編があったら良いなと思っていたので、皆様のもとに帰って来られてうれしいです。ドラマ撮影時も笑いが絶えない現場でしたが、今回も一瞬であの時に戻ったようで、共演者の皆さんに再会したうれしさと捜査一課の空気感が懐かしくもありました。「ラストマン」は社会のディープなテーマに切り込んでいく中でも、皆実さんをはじめ登場するキャラクターが軽快で、そこのバランスが大好きです。今回は脚本が壮大で、どんな映像に仕上がるのか、私もとても楽しみです。また今回も皆実さんが発せられる言葉には、はっとさせられる瞬間があると思うので、そこはぜひ観ていただきたいなと思います。笑いあり、涙もあり、皆様の期待にお応えするスペシャルな作品になっていると思うので、ぜひ劇場でご覧ください!
ラストマンが、皆実さんが帰ってくる、というのはなんとなく予感はしていましたが、いざ撮影現場で白杖を手に微笑む皆実さんとその横にいるモジャモジャの護道心太朗を見ると、久しぶりに会えてうれしい気持ちと、2人に対するイラっとする気持ち(馬目的に)が入り交じり妙な気持ちになりました。ただ残念なのは、今回の劇場版、豪華なゲストと素敵な土地での撮影が見どころでもありますが、僕の出番は東京のスタジオのみでゲストの方々とも殆ど会えず……こんなことなら2人ともっと仲良くしとけば良かった(馬目的に)。
ドラマ版の最終回を見て「これは帰ってくる」と確信していましたが、実際に映画のお話を聞いて、どんなふうに帰ってくるのか、まるで自分が視聴者のように楽しみになったのを覚えています。そして脚本は予想のはるか上をいくスケール感で唸(うな)りました。なかなか現場には行かない設定の今藤は、あの捜査一課の部屋からどんな形で事件に関わるのか、皆実さんや心太朗をどうサポートするのか。そのあたりもお楽しみにご覧いただければと思います。
あの最強のバディーがスクリーンに帰ってくる! 楽しみでしかないですよね!! あのお二人が共演する奇跡のような作品に再び出演することができ、控えめに言って最高です。「映画ラストマン -FIRST LOVE-」では、ドラマのラストから気になっていた皆実さんと心太朗さんの「その後」だけでなく、佐久良班の「その後」も! そしてスリリングなアクションシーンや驚くようなストーリー展開など、さらにスケールアップした「ラストマン」を映画館でお楽しみいただけると思います! 今年の冬をお楽しみに!!
「ラストマン」が帰ってくるなんて、そんなにうれしいことがあるのかと、一ファンとして喜んでいました。デボラさんは自由で、嘘(うそ)をつくのが上手だし、ユーモラスなところもあればすごく聡明なところもあるし、魅力的なところがたくさんあるので、今回もやりがいを感じながら演じさせていただいています。映画はスケールが大きくなっていて、アクションもすごいですし、まさにエンターテインメントを楽しむための映画が出来上がるなという期待しかないです。愛にあふれていて笑いもあって、ちょっと涙してしまうようなところもあって……本当にいろいろな要素が詰まった作品だと思います。そして「FIRST LOVE」(サブタイトル)となると、デボラさんはちょっと嫉妬の嵐なんじゃないのと(笑)。そんなところも楽しんでいただけるとうれしいです。
あのお二人の軽妙なやりとりがまた見れるのかと思うと、本当にワクワクしました。ドラマのラストが、これからの活躍をまだまだ見たい、という終わり方だったので、待ってました!という思いです。皆実さんと心太朗の丁々発止の掛け合いや、佐久良班の安定した仲間を思いやるチームワークは今回も健在です。加えて、大迫力の北海道ロケや、アクションのハラハラドキドキ感、そして初恋を含めてキュンキュンもあります。心太朗と佐久良の関係も、2人とも不器用で頑固なのでドラマではつかず離れずの関係性でしたが、映画ではどうなるのか、そこも楽しみにしていただけたらと思います。福山さんと大泉さんという超絶魅力的なお二人のバディーワークは見どころですし、万能に見えるお二人がお互いを助け合い補い合って、時には仲間も頼りながら事件を解決していく姿が、完璧でなくてもいい、困った時には助けを求めても良いんだという、そんな優しいメッセージを感じていただけるような作品になっていると思います。
再び帰ってくる力を十分持っている作品だと思っていたので、それがこうして形になったことは大変うれしく思います。ただ、テレビシリーズ最終話で京吾の身の上に降りかかった境遇を考えると、「ラストマン」の2人の物語が改めて始まったとしても、彼(京吾)がどのように合流するのか想像がつきませんでした。皆と一緒にまた捜査に当たれるとは思っていなかったので、それも相まって非常に喜ばしく受け止めています。映画では心太朗がテレビシリーズの中で背負っていた十字架のようなものがどこか軽くなった部分があって、彼を形づくっていったものがフェーズ2に差し掛かったように思います。だからこそ、これまでとは違った接し方や行動をもって皆実さんとバディーを形成していくでしょうし、軛(くびき)から解き放たれた2人がどんな動きをするのか、という点を含め「ラストマン」という作品をより一層楽しんでいただけるような局面を迎えたのだと感じています。きっと今回も期待を裏切ることなく、皆様のお手元に届くものだと思います。
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