桂正和さんの名作マンガを実写化した連続ドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」(テレビ東京系、土曜深夜0時20分)の劇中アニメのキャラクター原案を、桂さん自ら描き下ろしたことが28日、明らかになった。ヒロインのアイを連想させる女の子が描かれた原画も初公開。またアニメーションを劇場版アニメ「ひるね姫~知らないワタシの物語~」(2017年)などで知られるシグナル・エムディが制作することも発表された。
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第3話(27日深夜放送)のラストに登場した、翔(野村周平さん)がアイ(西野七瀬さん)をモチーフに描いた女性キャラクターこそが、桂さんが描き下ろした原案で、同キャラクターは今後、翔と奈々美(飯豊まりえさん)、智章(清水尋也さん)による「アニメ研究会」がコンクールに向けて製作する作品(劇中アニメ)の核になっていくという。
五箇公貴プロデューサーは「桂先生がすごいなと思ったのは、アニメーションで新たにキャラクターを起こすことを想定されて、ある程度の余白を残して我々にキャラクターを描いてくださったことです。しかもそれが原作者ですから。本当に畏れ多いしプロってすごいなと思います。感謝しかありません」と話している。
「電影少女」は、「ウイングマン」「I”s」で知られる桂さんが1989~92年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。恋に悩む高校生の弄内(もてうち)洋太が不思議なレンタルビデオショップで借りてきたビデオを再生すると、いきなり美少女が画面から飛び出してきて……というストーリー。
ドラマは原作から約25年後の2018年が舞台。1990年代から“タイムスリップしてきたビデオガール”の天野アイと高校生の弄内翔との3カ月間の奇妙な共同生活が描かれる。テレビ東京系の土曜深夜ドラマ枠「土曜ドラマ24」(土曜深夜0時20分)で放送。またAmazonプライム・ビデオでは、各話放送1週間前から先行配信されている。
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