岡田麿里:醤油まき散らしながら監督志願? ド緊張エピソードを暴露される

劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」の完成披露イベントに登場した(左から)堀川憲司さん、石見舞菜香さん、岡田麿里さん
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劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」の完成披露イベントに登場した(左から)堀川憲司さん、石見舞菜香さん、岡田麿里さん

 アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの脚本を手がけた岡田麿里さんが13日、自身が初監督を務めた劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」(24日公開)の完成披露イベントに、プロデューサーでP.A.WORKS代表の堀川憲司さんらと共に登場。イベントでは、岡田さんが「監督をやらせてほしい」と居酒屋で堀川さんに“直訴”したエピソードが挙がり、堀川さんが「その時の岡田さんは今までで一番緊張をされていました。醤油を(皿に)注ぐ手が震えて、醤油をまき散らしながら話されて……」と明かすと、岡田さんは「そこまでやってないです!」と慌てて弁解していた。

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 イベントには主人公のマキアの声優を務めた石見舞菜香さんも出席。岡田さんが、オーディションの際に石見さんの声を聞いて「『見つけた』と(メモに)書きました」と語ると、石見さんは「泣きそうです」と感激した様子で、「反省点だらけのオーディションで、(当時の)日記には『このままじゃダメだ』と書いたぐらいだったので、役が決まったと聞いた時は本当にびっくりしました」と振り返った。

 最後に、岡田さんは「これまでは、脚本家として作品に関わってきたので、一番最初に制作に入って、一番最初に抜けていました。でも、今回は一番最後まで一緒にみんなといられたのがうれしかったです」とコメント。続けて、堀川さんは「岡田監督にはスタッフが報われる作品を作ってほしいとお願いしていました。スタッフを満足させてくれてありがとう」と思いを語っていた。

 「さよならの朝に約束の花をかざろう」は、10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つイオルフの一族の少女マキアと、少年に成長していくエリアルとの絆が描かれる。「true tears」「SHIROBAKO」などのP.A.WORKSがアニメを製作し、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」やアニメ「機動警察パトレイバー」などの川井憲次さんが音楽を手がけた。

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