あぶさん:新作読み切りで4年ぶり復活 水島新司画業60周年、ホークス球団創設80周年記念

「ビッグコミックオリジナル」7号に掲載された「あぶさん」の新作読み切り=小学館提供
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「ビッグコミックオリジナル」7号に掲載された「あぶさん」の新作読み切り=小学館提供

 2014年に約41年の連載に幕を閉じた水島新司さんの野球マンガ「あぶさん」の新作読み切りが、20日発売のマンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)7号に掲載された。「あぶさん」の新作が描かれるのは連載終了以来、約4年ぶり。水島さんの画業60周年とホークスの球団創設80周年を記念した新作で、ホークスが35年ぶりに日本一に輝いた1999年に誕生した小林景浦をめぐるドラマが、40ページにわたって描かれている。

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 同誌の編集部は新作について「水島新司先生の画業60周年を記念して、かねてより、ビッグコミックオリジナルでの執筆をご相談していました。そんな折、福岡ソフトバンクホークスさんが球団創設80周年のイメージキャラクターに、あぶさん(景浦安武)を起用することが決まり、それならぜひ、ビッグコミックオリジナルでの執筆も『あぶさん』で、ということになりました。巻頭カラー40ページの、とても読み応えのある作品です。4年ぶりの『あぶさん』、ぜひお楽しみください」とコメントを寄せている。

 「あぶさん」は1973年に「ビッグコミックオリジナル」で連載がスタート。73年にドラフト外で南海ホークス(当時)に入団した酒豪の強打者・景浦安武が、南海、ダイエー、ソフトバンクとホークス一筋で活躍する姿が描かれた。代打専門からレギュラーになり、91~93年に3年連続で3冠王に輝いたほか、打率4割を達成。09年に引退した後、10年からはソフトバンクの2軍助監督に就任し、13年には1軍助監督に昇格し、13年オフに退団した。

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