やれたかも委員会:山田孝之、白石麻衣、佐藤二朗で連ドラ化決定 キャラ名変更で“パラレルワールド”描く

連続ドラマ「やれたかも委員会」のティザービジュアル(C)2018吉田貴司/ドラマ「やれたかも委員会」製作委員会・MBS
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連続ドラマ「やれたかも委員会」のティザービジュアル(C)2018吉田貴司/ドラマ「やれたかも委員会」製作委員会・MBS

 吉田貴司さんのマンガ「やれたかも委員会」がTBSと毎日放送(MBS)で実写ドラマ化されることが22日、明らかになり、俳優の山田孝之さん、佐藤二朗さん、アイドルグループ「乃木坂46」の白石麻衣さんが出演することが発表された。

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 同マンガはすでにインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」で実写ドラマ化されているが、山田さんは「既にAbema TVで放送されている『やれたかも委員会』ですが、どちらも違った良さがあると思うので、どちらもお楽しみいただければと思います」とコメントしている。

 ドラマ「やれたかも委員会」は、ウェブサイト「note」や「cakes」で公開された吉田貴司さんの同名ウェブマンガが原作。いつどこで開催されるかもわからず、ミステリアスでありながら荘厳な雰囲気に包まれる、「やれたかも委員会」。毎回訪れる相談者が思い入れたっぷりに語る、異性との忘れがたきエピソードに耳を傾け、「やれた」「やれたとは言えない」のどちらかの札を上げ判定する……という内容。

 原作では能島明、月満子(つきみちこ)、パラディソの3人が「やれたかも委員会」のメンバーとして登場するが、ドラマでは原作者の吉田さんと製作陣が協議の上、原作とは違うキャラクターを設定。能島明を能島譲、月満子を月綾子、パラディソをオアシスとして描いており、吉田さんは「今回はドラマオリジナルの世界観となり、マンガとはキャラクターの名前が若干異なります。マンガとは一味違う一つのパラレルワールドとしてお楽しみください」と説明している。能島譲を佐藤さんが、月綾子を白石さんが、オアシスを山田さんが演じる。

 ドラマはTBSで4月24日から毎週火曜深夜1時28分、MBSで4月22日から毎週日曜深夜0時50分放送。

 ◇佐藤二朗さんのコメント
 
 「どうでもいいようにみえることに心血を注ぐ」。職掌柄、よくやることではある。が、これほど、その一点のみに気を割いた作品は珍しい。「やれたかもしれない夜」は「人間の綻び」である。綻びがあるから、人は面白い。綻びがあるから、人生は色彩豊かになる。なんつって。なんつってじゃない。せっかく真面目に書いてるのになんつってはいただけない。笑っていたらいつの間にか泣いていた。そんなことが起きたらうれしい。時におかしく、時に哲学で、時に切ない。そんな「やれたかも委員会」は、紛れもなく、純愛作品である。なんつって。

 ◇白石麻衣さんのコメント

 月綾子役を演じる乃木坂46の白石麻衣です。「やれたかも委員会」のお話をいただいた時は、とてもうれしかったです。まだ演技の経験が浅いので、佐藤さんや山田さんの存在がすごく心強かったです。皆さんに楽しんで見ていただけると幸いです。よろしくお願いします。

 ◇山田孝之さんのコメント

 既にAbema TVで放送されている「やれたかも委員会」ですが、どちらも違った良さがあると思うので、どちらもお楽しみいただければと思います。

 ◇吉田貴司さんのコメント

 このマンガは最初は僕が1人部屋の片隅で描いたものでした。

 それがひょんなことからインターネットで広まり、たくさんの方のご協力により、この度地上波でドラマ化されることになりました。そしてこの豪華キャスト。ちょっと信じられないことです。

 部屋の片隅から宇宙に飛び出た気分です。

 どんなものが見られるのかワクワクしています。

 今回はドラマオリジナルの世界観となり、マンガとはキャラクターの名前が若干異なります。

 マンガとは一味違う一つのパラレルワールドとしてお楽しみください。

 本作品を宇宙まで連れていってくれた山口(雅俊)監督、ならびにこのドラマに携わる全ての人に感謝します。

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