anone:広瀬すず主演ドラマ 最終話の視聴率は5.6%

 女優の広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の最終回(第10話)が21日に放送され、平均視聴率は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「anone」は、「Mother」「Woman」に続く日テレと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作第3弾。演出の水田伸生さんら両作品に携わったスタッフも参加している。社会からはぐれた少女、ハリカ(広瀬さん)と老齢の女性・亜乃音(田中裕子さん)を中心にした物語。「うそ」をテーマにしており、金よりも大事なものがあることを描き出した。

 これまで、偽札の露見と、ハリカの誘拐事件を経て、一緒に暮らすことになったハリカと亜乃音、舵(阿部サダヲさん)とるい子(小林聡美さん)の4人は、亜乃音の亡き夫の印刷所で働いていた理市(瑛太さん)から脅迫され、偽札作りを手伝う。偽札作り以外は平穏な暮らしを送っていた4人だが、偽札作りが警察にばれてしまい、理市は逃亡し、亜乃音は警察に捕まってしまう。

 最終回では、ハリカは思いを寄せるチャット仲間の彦星(清水尋也さん)の治療費捻出のため、うそをついて彦星に別れを告げ、亜乃音のいない家で1人で暮らそうとする。一方、舵をみとる決意をしたるい子は逃亡先の温泉宿で亜乃音とハリカが捕まったというニュースを見る。鑑別所での生活が始まったハリカの元に彦星から、ある決断を綴った手紙が届き、数カ月後、ハリカの元には予期せぬ面会客が現れる。やがて少年院を出たハリカは、指名手配中の理市が偽札を使い続ける中、本当の動機を語らない亜乃音が事件の主犯格にされてしまうことを知り、理市を捜し出そうと決意。そして、理市の偽札作りの動機が明らかになり……という展開だった。

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