今週のanone:広瀬すず主演ドラマ第9話 偽札作りで警察が

ドラマ「anone」の第9話のワンシーン=日本テレビ提供
1 / 3
ドラマ「anone」の第9話のワンシーン=日本テレビ提供

 広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第9話が14日に放送される。亜乃音(田中裕子さん)が働く法律事務所の所長・万平(火野正平さん)が偽札作りに気づくが、亜乃音たちの反省もあり、表ざたにしないことにした。だが偽札作りを主導する理市(瑛太さん)がATMで偽札を試したことがもとで事件は明るみになり、警察の捜査が進む。理市の妻・結季(鈴木杏さん)は、ニュースの映像の男が自分の夫だと確信。一方、ハリカ(広瀬さん)は彦星(清水尋也さん)から直接会いたいと言われ、亜乃音からプレゼントされたワンピースを着て出かける……という展開。

あなたにオススメ

 「anone」は、「Mother」「Woman」に続く日テレと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作第3弾。演出の水田伸生さんら両作品に携わったスタッフも参加している。社会からはぐれた少女、ハリカと老齢の女性、亜乃音を中心にした物語。「うそ」をテーマにしており、さまざまな「ニセモノ」「偽り」が明らかになりながら、お金よりも大事なものがあることを描き出している。

 これまでは、ネットカフェで暮らしていたハリカは、亜乃音が破棄しようとした札束を巡って友人たちが奪い合いになり、友達関係が壊れてしまう。札束が偽札と気付いたハリカは、亜乃音を訪ねるうちに少しずつ心を通わせるが、偽札の存在をかぎつけた舵(阿部サダヲさん)とるい子(小林聡美さん)は、成り行きでハリカを誘拐。亜乃音が1000万円の身代金を払ったことで誘拐事件は解決し、身代金を持ち逃げしたるい子、ハリカの誘拐に加担した舵は共に反省して、4人の奇妙な共同生活が始まった。

 だが、印刷機の使い方を学ぶつもりで招いた理市が偽札作りを強要し、脅迫された亜乃音は、心ならずも偽札作りに手を出す。そんな中、チャットゲームで彦星に話しかけたハリカは、彦星に思いを寄せる茉歩(藤井武美さん)に呼び出される。そして万平は、亜乃音の様子がおかしいと疑い、偽札作りの現場を突き止めたところで理市に首を絞められる……という展開だった。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事