今週のanone:広瀬すず主演ドラマ最終話 ハリカや亜乃音の本当の幸せとは…

ドラマ「anone」の最終話のワンシーン=日本テレビ提供
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ドラマ「anone」の最終話のワンシーン=日本テレビ提供

 広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone(あのね)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の最終話となる第10話が21日に放送される。偽札作りがばれて警察に追われる理市(瑛太さん)、余命わずかな舵(阿部サダヲさん)と、舵をみとる覚悟をしたるい子(小林聡美さん)、そして警察に逮捕された亜乃音(田中裕子さん)をひとりで待つハリカ(広瀬さん)。それぞれの物語が一つの結末を迎える。ハリカや亜乃音の本当の幸せとは……。

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 「anone」は、「Mother」「Woman」に続く日テレと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作第3弾。演出の水田伸生さんら両作品に携わったスタッフも参加している。社会からはぐれた少女、ハリカと老齢の女性・亜乃音を中心にした物語。「うそ」をテーマにしており、金よりも大事なものがあることを描き出している。

 これまでは、ネットカフェで暮らしていたハリカは、亜乃音が破棄しようとした札束を巡って友人たちが奪い合いになり、友達関係が壊れてしまう。札束が偽札と気付いたハリカは、亜乃音を訪ねるうちに少しずつ心を通わせるが、偽札をかぎつけた舵とるい子は、成り行きでハリカを誘拐。亜乃音が1000万円の身代金を払ったことで誘拐事件は解決し、身代金を持ち逃げしたるい子、ハリカの誘拐に加担した舵は共に反省して、4人の奇妙な共同生活が始まった。

 だが、印刷機の使い方を学ぶつもりで招いた理市が偽札作りを強要し、亜乃音は孫の陽人の事件をネタに脅迫され、心ならずも偽札作りに協力する。そんな中、難病に苦しむ彦星(清水尋也さん)の元へ向かうハリカは、茉歩(藤井武美)から、彦星が茉歩の父親からの治療費の申し出を断ったと聞き、彦星に治療を受けさせるため、あえて心にもない言葉で彦星に別れを告げて一人涙する。一方、偽札作りの容疑をかけられた亜乃音は警察に連行されてしまう……という展開だった。

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