岡田結実:目標は「笑いの取れる女優さん」 濱田岳の演技を見て勉強も

初主演ドラマ「静おばあちゃんにおまかせ」の撮影現場で取材に応じた岡田結実さん
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初主演ドラマ「静おばあちゃんにおまかせ」の撮影現場で取材に応じた岡田結実さん

 タレントでモデルの岡田結実さんが初主演を務めるドラマ「静(しずか)おばあちゃんにおまかせ」(テレビ朝日系、一部地域を除く)が23、30日の2週連続で放送される。これまでバラエティー番組を中心に活躍していた岡田さんだが、今回はドラマ初出演にして初主演。このほど東京都内の撮影現場で取材に応じた岡田さんは「バラエティーもドラマも、二つとも続けていきたい。笑いの取れる女優さんになりたいなって思います」と将来の目標を明かした。

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 ドラマはミステリー作家・中山七里(しちり)さんの同名小説が原作。正義感120%ながらまだまだ半人前の法学生・高遠寺円(岡田さん)と捜査1課刑事・葛城公彦(要潤さん)がバディを組み、元裁判官である円の祖母・静(草笛光子さん)の援護を受けながら事件の謎を解いていくミステリーで、円の先輩・篠田あやみを内藤理沙さんが演じる。

 岡田さんの役者としての憧れは、俳優の濱田岳さんと女優の満島ひかりさん。中でも「演技を好きになったきっかけは濱田岳さんだったので、濱田岳さんの出ていた映画を見るようにして」演技の参考にしているという。女優業に憧れを感じたのは「中学生になってから」で「濱田岳さんの演技を見たことで」強く意識し始めたと話している。

 父親の岡田圭右さんには、(取材時点では)ドラマ出演の報告はしていないといい、「たぶん知っているとは思うんですけど。後日、違う内容で『こういうことがあったんだよ』って言ったら、『健康第一に、周りの人に感謝を忘れずに』っていう言葉をいただきました」と明かした。また、撮影にあたっては、兄で俳優の岡田隆之介さんと台本の読み合わせをしたそうで、「お兄ちゃんから『お前は緊張したりすると顔に出るから、リラックスしてやりなさい』『対応力を磨きなさい』と」アドバイスをもらったという。

 初めてのドラマ出演となったが、「初日は緊張しちゃって、NGを出しまくっちゃったんですけど、スタッフさんや要さん、キャストの皆さんが優しくて、徐々に溶け込んでいった感じです。だから今、楽しいです」とにっこり。演技中には、役名ではなく「要さん」と呼び間違えるNGも出していたが、「普段は『要さん』って、間違えることはないんですけど、今日は皆さん(取材陣)がいらして、緊張しちゃって」と苦笑いだった。

 自身の芝居では「円(まどか)って、思い立ったらすぐ行動っていうか、思う前に行動しているので、そういうところの天真らんまんさ」に注目してほしいといい、「葛城さんの前で見せる円と、静おばあちゃんの前で見せる円って違うんですよ。そういうところも、同世代の方々で『家族の前だとこうだけど、人前に出るとこうだ』って思うところがあると思うので、共感してもらえると思います」と自信を見せていた。

 ドラマは全2話で、第1話にはゲストとして柳沢慎吾さん、五代高之さん、温水洋一さん、田中健さんが出演。第2話には大後寿々花さん、茅島成美さん、高杉亘(こう)さん、鳥居みゆきさん、なべやかんさんが出演する。第1話は3月23日午後11時25分、第2話は30日午後11時15分放送。

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