2017年6月にミュージシャンとしてデビューを果たした俳優、菅田将暉さんが、初のアルバム「PLAY」(ソニー・ミュージック)を21日にリリースした。
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デビューシングル「見たこともない景色」や、初めて作詞を手がけた「呼吸」、出演した日本テレビ系連続ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌「さよならエレジー」といったシングル表題曲を収録。桐谷健太さんとのダブル主演映画「火花」の主題歌として「菅田将暉×桐谷健太」名義で歌ったビートたけしさんのカバー曲「浅草キッド」、米津玄師さんの楽曲にゲストボーカルで参加した「灰色と青(+菅田将暉)」など、話題曲が満載だ。
哀感を漂わせつつ飾らない真っすぐな歌声、ざらついたロックサウンドがイノセントなムードを醸し出す楽曲群で、中でも本人作詞曲「いいんだよ、きっと」や「ピンクのアフロにカザールかけて」では、若者らしい「不自由さと自由さ」を独自の視点で表現。音楽的セオリーにとらわれないリベラルで柔軟な発想が光り、天性の芸術的才能と素の表情が、絶妙なバランスで混在したアルバムに仕上がっている。
全12曲入り。Tシャツ付き完全生産限定盤は6500円。特典映像「5年後の茜色の夕日~北九州小旅行ドキュメント~」を収録したDVD付き初回生産限定盤は3900円。CDのみの通常盤は3200円。(水白京/フリーライター)