声優の花澤香菜さんが8日、東京都内で開かれた演劇ユニット「地球ゴージャス」のプロデュース公演「ZEROTOPIA（ゼロトピア）」の公開ゲネプロ前の会見に登場。個性的な髪形と可愛い役衣装を披露した花澤さんは「普段は声優で、声にどう気持ちを込めて、どう見せるかをやっています。今回は、全身で表現される皆さんとご一緒できて、刺激を受けています。自分がどう役に立てるか分かりませんが、頑張ります」と意気込んだ。

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　花澤さんとダブルキャストでサンディーを演じる宮澤佐江さんは、可愛い役衣装について質問されると突然「ぐぎぎぎ」と奇声を出して、他のキャスト陣から「よだれが垂れてる」などとイジられたが、花澤さんは「（サンディーは）語尾が特殊で、それをいかにナチュラルに演じられるか。それが可愛いポイントだったりするんです」と宮澤さんをフォロー。宮澤さんは「今までにない花澤香菜、宮澤佐江を（岸谷）五朗さんが描いてくださった。2人ともサンディーを違う色と個性で演じられたら」とアピールしていた。会見には、柚希礼音（ゆずき・れおん）さん、西川貴教さん、新田真剣佑さん、岸谷さん、寺脇康文さんも出席した。

　「ZEROTOPIA」は、岸谷さんと寺脇さんが主宰する同ユニットの約2年ぶりの新作で、沈没した豪華客船から生き残った男女に待ち受ける運命を描く。公演は9日から5月22日までTBS赤坂ACTシアター（東京都港区）で行われ、チケットはS席1万2000円、A席9500円、B席8500円。その後、愛知、新潟、福岡、広島、大阪でも順次上演される。