たつき監督:NHK教育番組に参加も「お断りするつもりだった」 話題のキャラ誕生秘話も

たつき監督が手がけた「よろしく!ファンファン」のオープニングアニメの一場面=NHK提供
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たつき監督が手がけた「よろしく!ファンファン」のオープニングアニメの一場面=NHK提供

 人気アニメ「けものフレンズ」で知られるたつき監督が手がけたNHK・Eテレの教育番組「よろしく!ファンファン」のオープニングアニメが25日、放送される。たつき監督が率いる「irodori」がメインキャラクターのファンファンをデザインしたことも話題になっており、NHKの公式サイト「NHK_PR」にはたつき監督のインタビューが掲載。たつき監督は「正直、僕らにできることがあるのかなぁとお断りするつもりだったんです」と明かし「けれど、お話を聞いてみたら、3人の子役が時間と人と地図を担当していたり、アニメーション自体が実は時間と人をまさに扱うものだったり、あと僕自身が地図が好きだったりと、ご縁を感じて何か貢献できればと思い制作に参加しました」と話した。

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 ファンファンは、顔がビデオカセットのようで、タヌキのようにも見えるキャラクターで、たつき監督は「(ファンファンを開発した宇宙人が)どうも宇宙からいろいろ調べた際に、地球で目立たない姿に擬態させるにあたり、(時代遅れの資料を参考にしてしまうなど)たぶん鈍くさい勘違いがあったのではないか…、などなど考えていました」と説明した。

 「よろしく!ファンファン」は、小学校4年生向けの社会科の教育番組。3人の宇宙人の子供が、学校の宿題で日本の社会を調べにやって来る……という設定。地図を見るのが大好きなチズル、時間の流れや歴史が気になるトッキー、人の話を聞くのが好きなココロの3人が、それぞれの視点から日本の社会を調べる。ファンファンは、3人をサポートする高性能ロボットで、資料を検索したり、飛び上がって空から映像を撮影する。福圓美里さんが声優を務める。Eテレで毎週水曜午前9時20分に放送。

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