西郷どん:第18回「流人 菊池源吾」 島で心を閉ざした吉之助 追い打ちかける衝撃的な手紙…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第18回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第18回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第18回「流人 菊池源吾」が13日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。幕府に追われ、月照(尾上菊之助さん)と共に海に身を投げた吉之助(鈴木さん)。一人奇跡的に助かり、名前を変えて奄美大島に身を隠すことになるが、全てに絶望し、かたくなに心を閉ざしてしまう。しかし、吉之助はある出来事から島の過酷な現実を知ることになり……。

 冬の錦江湾に身を投げた吉之助。奇跡的に生き返るが、藩命で「菊池源吾」という名でひそかに奄美大島に流される。島では龍家の当主・龍佐民(柄本明さん)の世話になるが、吉之助の気持ちはすさみ、自暴自棄になってしまう。その姿に島民は誰も近付こうとせず、島の娘・とぅま(二階堂ふみさん)の世話も拒絶してしまう。

 島民たちが薩摩からの搾取に苦しんでいることをとぅまから聞き、がくぜんとする吉之助。嵐の夜、悲嘆にくれる吉之助に追い打ちをかけるような衝撃的な内容の手紙が届く。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第17回「西郷入水」では、大老・井伊直弼(佐野史郎さん)の弾圧から逃れるため、月照を連れ薩摩に戻ってきた吉之助。しかし、藩の突然の政策転換で、吉之助と月照に実質的には処刑を意味する「日向送り」の沙汰(さた)が下る。正助(瑛太さん)は吉之助の命を救うため奔走するが、吉之助は月照との死を選ぶ……という展開だった。

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