西郷どん:第19回「愛加那」 とぅまと距離が近づく吉之助 そのとき事件! 2人の気持ちは… 

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第19回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第19回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第19回「愛加那」が20日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。吉之助(鈴木さん)が大島(現在の奄美大島)に来てから1年近くがたち、島娘のとぅま(愛加那、二階堂ふみさん)らの優しさに触れ、元来の姿を取り戻す。ある日、黒糖隠しの嫌疑で、吉之助の世話人の佐民(柄本明さん)ととぅまの兄・富堅(高橋努さん)が捕らえられてしまい……。

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 島での生活で、とぅまとの距離が近づいていく吉之助。一方、島民の暮らしは、薩摩の圧政によって依然、厳しい状態で、黒糖作りのため過酷な労働を強いられる日々が続いていた。そんなある日、佐民の家に役人たちが乗り込んできて、代官の田中(近藤芳正さん)は黒糖の入った袋を発見する。

 佐民と富堅が捕縛されたことでとぅまは激怒。島民たちと代官所に押しかけるが、そこに吉之助が現れる。とぅまは「薩摩の人間は信じない!」と言い放つが、吉之助は予期せぬ行動に出る。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第18回「流人 菊池源吾」では、幕府に追われ、月照(尾上菊之助さん)と共に海に身を投げた吉之助。一人奇跡的に助かり、名前を変えて奄美大島に身を隠すことになるが、すべてに絶望し、かたくなに心を閉ざしてしまう。やがて島民たちが薩摩からの搾取に苦しんでいることをとぅまから聞き、がくぜんとする吉之助。嵐の夜、悲嘆にくれる吉之助に追い打ちをかけるような衝撃的な内容の手紙が届く……という展開だった。 

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