葉山ヒロ：ジャッキー映画出演の国際派俳優　「モンテ・クリスト伯」で日本の連ドラ初出演　

　香港や中国で活躍する俳優・葉山ヒロさんが、ディーン・フジオカさん主演の連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐（ふくしゅう）-」（フジテレビ系、木曜午後10時）第6話に出演することがこのほど分かった。葉山さんは日本の連続ドラマ初出演。

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　葉山さんは、フジオカさん演じる主人公・真海のかつての親友・南条幸男（大倉忠義さん）の過去を知る香港マフィアのダニー・ウォン役で出演する。劇中では広東語と日本語、両方のせりふを披露する。

　葉山さんは京都府出身。台湾旅行時にスカウトされ、現地でモデルとして活躍した後、香港のジャッキー・チェンさんの事務所「JCグループ」にスカウトされ移籍。現在は独立して中国で自ら製作会社を持ち、俳優業のほか映画のプロデュースなども行っている。2005年にはジャッキーさん主演の映画「香港国際警察」にもメインキャストとして出演した。

　葉山さんはオファーを受けた際の心境を「香港・中国・台湾で芸能業界20年を経て偶然の帰国のタイミングでオファーをいただいたことに感謝の一言です。脚本を読ませていた際、とてもとても面白い内容だったことと、香港人役というのも僕にぴったりの役柄で今回はとてもうれしいです」と振り返っている。また主演のフジオカさんについては「フジオカ君の日本での活躍を海外で知り、正直にうれしいのと彼のブレークを生かし、もっとこの先海外で活躍している日本人が国内で海外のノウハウを伝え、日本の芸能界が逆に海外で幅広く活躍できる事を願っております」と話している。