ゲゲゲの鬼太郎:第9話「河童の働き方改革」 ブラック企業でカッパを搾取

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第9話「河童の働き方改革」の一場面(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第9話「河童の働き方改革」の一場面(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

 故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビほか)の第9話「河童の働き方改革」が27日、放送される。

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 第9話は、遠野の山奥に暮らすカッパの太郎丸が登場。薄給、激務のため従業員が次々に辞めていき、人手不足に悩むIT企業の社長のもとに、ねずみ男がやってきて、妖怪の人材あっせんを始める。遠野からやってきたカッパたちは働き者で、社長は、時給キュウリ3本という安い給料で従業員を確保できたと喜ぶ。カッパたちも、キュウリ食べ放題の職場に大満足する。しかし、カッパたちは次第に「自分たちは搾取されているのでは?」と疑念を持ち始め、自分たちの権利を主張し、立ち上がる。

 阪口大助さんがカッパの太郎丸、くまいもとこさんが弟の次郎丸、利根健太朗さんが妖怪いそがしの声優を務める。

 「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちとさまざまな事件に立ち向かうマンガが原作。新作アニメは、21世紀になってから20年近くがたち、人々が妖怪の存在を忘れた現代が舞台となる。フジテレビほかで毎週日曜午前9時に放送。

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