錦戸亮:西郷信吾役で「西郷どん」に本格登場 今夜放送の第22回から

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷信吾(従道)を演じる錦戸亮さん (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷信吾(従道)を演じる錦戸亮さん (C)NHK

 人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんが、NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、10日放送の第22回「偉大な兄 地ごろな弟」から本格的に登場する。

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 大河ドラマ初出演となる錦戸さんは、西郷家の三男・西郷信吾(従道)役。血気盛んな性格で、有馬新七(増田修一朗さん)ら過激な藩士たちと伏見の寺田屋に潜伏し、京都所司代暗殺を謀る。2度目の島流しから召還された兄・西郷吉之助(鈴木亮平さん)に従い、戊辰戦争にも従軍。明治新政府となると、西郷は大久保らと袂(たもと)を分かつが、従道は明治政府に残り、“西南戦争”で兄を追い詰める側に立つ。

 第22回「偉大な兄 地ごろな弟」は、一蔵(瑛太さん)の助力により、3年ぶりに薩摩に戻り「大島三右衛門」と名を改めた吉之助(鈴木さん)。国父・島津久光(青木崇高さん)と対面を果たすが、薩摩を一度も出たことがない久光では、兵を率いて京へと上がり、天皇から詔を賜り、幕府に改革を迫るという、「上洛(らく)計画」は無謀であると批判し、久光を怒らせてしまう。

 一方で一蔵は、他藩の浪士たちと倒幕の狼煙(のろし)をあげようとしていた有馬新七(増田さん)らを止めようと必死で説得を試みる。血気にはやるメンバーの中には、有馬の影響を受けた吉之助の弟・信吾(錦戸さん)もいて、久光の上洛軍を下関で迎える役目を与えられていた吉之助は、その命を破り急ぎ京へ向かう。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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