鈴木杏樹:劇場版「若おかみは小学生!」で声優初挑戦 主人公おっこの母に

劇場版アニメ「若おかみは小学生!」のビジュアル (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
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劇場版アニメ「若おかみは小学生!」のビジュアル (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会

 女優の鈴木杏樹さんが、テレビアニメ「若おかみは小学生!」の劇場版(高坂希太郎監督、9月21日公開)で声優に初挑戦したことが21日、明らかになった。鈴木さんは、小林星蘭さんが声優を務める主人公おっこ(関織子)の母・咲子を演じる。

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 鈴木さんは「声だけで表現するお芝居の世界は、想像以上に奥深くてとても緊張しましたが、以前から声優のお仕事に憧れていて、挑戦してみたかったので、今回、参加させていただけて、とてもうれしく、感謝しております。おっこちゃんの、けなげで前向きな明るさに、元気をもらい、心打たれました」とコメントを寄せている。

 また、薬丸裕英さんがおっこの父・正次、ホラン千秋さんが宿泊客のグローリー・水領、お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さんが宿泊客の神田幸水、山寺宏一さんが物語の鍵を握る木瀬文太をそれぞれ演じることも分かった。

 「若おかみは小学生!」は、青い鳥文庫(講談社)から出版され、累計発行部数が300万部を誇る児童文学。交通事故で両親を亡くし、祖母の温泉旅館・春の屋で暮らすことになった小学6年生のおっこが、ユーレイのウリ坊やライバルの秋野真月に助けられながら、次々とやってくる変わった客をもてなすために毎日、奮闘する姿が描れている。テレビアニメがテレビ東京ほかで毎週日曜午前7時14分に放送。

 ◇薬丸裕英さんのコメント

 主人公小学6年生おっこの父親役の声を担当させていただきました。18年ぶりの映画声優のお仕事で少々、緊張しました(笑い)。同じ年ごろの娘を持つ父親としておっこの頑張る姿に心打たれます。ぜひ、ご家族で映画館にお越しください。

 ◇鈴木杏樹さんのコメント

 長編アニメーション作品のアフレコは、今回が初めてでした! 声だけで表現するお芝居の世界は、想像以上に奥深くてとても緊張しましたが、以前から声優のお仕事に憧れていて、挑戦してみたかったので、今回、参加させていただけて、とてもうれしく、感謝しております。おっこちゃんの、けなげで前向きな明るさに、元気をもらい心打たれました。皆様にもこの作品を楽しんでいただけますように。

 ◇ホラン千秋さんのコメント

 オトナの雰囲気漂うグローリーは、私が現実世界ではなりたくてもなれないキャラクターなので、疑似体験できて光栄でした(笑い)。おっこちゃんの頑張りに胸が熱くなること必至です!

 ◇設楽統さんのコメント

 幸水はおっこが接客する初めてのお客さんという役どころで、おっこが若おかみとして成長していくキッカケともなるシーンだと思うので、そこに注目していただきたいです。

 ◇高坂希太郎監督のコメント

 春の屋に宿泊する個性豊かな客人たちとのエピソードは、一つ一つ、おっこが成長していくとても重要な役割を担っています。今回、理想通りにバラエティーに富んだ声優陣がそろい、それぞれ印象に残るキャラクターを作り上げていただきました。また、この映画で重要な役どころのおっこの亡くなった両親を演じていただいた薬丸さん鈴木さんの存在感が、おっこの伸び伸びと前向きで頑張り屋さんな性格を育んだ担保となり、温かい回想シーンへとうまくつながったのではないかと思います。

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