チャンネルはそのまま!:マンガのモデルとなったHTB制作で実写ドラマ化 「水どう」名物Dと本広克行監督がタッグ

「チャンネルはそのまま!」コミックス1巻の表紙(C)佐々木倫子/小学館
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「チャンネルはそのまま!」コミックス1巻の表紙(C)佐々木倫子/小学館

 「動物のお医者さん」などで知られる佐々木倫子さんのマンガ「チャンネルはそのまま!」が、実写連続ドラマ化することが25日、明らかになった。マンガのモデルとなり取材にも全面協力した北海道テレビ放送(HTB)が、開局50周年ドラマとして制作する。
 
 「チャンネルはそのまま!」は、2008~13年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、シリーズ累計発行部数100万部突破した人気マンガ。札幌のローカルテレビ局「HHTV北海道★(ほし)テレビ」を舞台に、謎の採用枠「バカ枠」で入社し報道部の新人記者となった雪丸花子が、周りを巻き込み旋風を起こす……というストーリー。綿密な取材をもとに描かれたローカルテレビ局ならではのエピソードが人気を集めた。

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 ドラマでは「踊る大捜査線」シリーズや映画「亜人」などの本広克行監督が総監督を務める。また同局の人気番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクターの藤村忠寿さんが監督、嬉野雅道さんがプロデューサーとして参加する。撮影は、今年9月の新社屋移転を機に旧社屋となる、現在のHTB社屋を使って行われる。

 本広総監督は「HTBの開局50周年企画のドラマを絶対に面白い番組、いや作品にしてみせます!!」と意気込んでいる。藤村さんは「テッペンを狙えるスタッフと最良のキャストを集めました。やってやります!」、嬉野さんは「テレビとは、テレビマンとはどうあるべきか。おこがましくも地方局がそのことを考えようというのである。本広監督! 出番ですよ!」とコメントを寄せている。

 「HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』」は、19年3月にHTBで放送するほか、Netflixでの独占先行配信も予定している。

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