戸田恵子:「アンパンマンは100年続く」と前向き 30周年記念作品が初日に感慨

劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」の初日舞台あいさつに登場した戸田恵子さん
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劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」の初日舞台あいさつに登場した戸田恵子さん

 人気アニメ「それいけ!アンパンマン」(日本テレビ系)でアンパンマンの声優を務める戸田恵子さんが30日、東京都内で行われた劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星」(矢野博之監督)の初日舞台あいさつに登場。劇場版30周年記念作品となる今作が初日を迎え、戸田さんは「30年もやってきたんだなと、感慨ひとしおで」と心境を吐露。「アンパンマンは30周年ですけど、100年続く番組だと思っているんです。これからも力の限り頑張っていきたいと思います」と前向きに語った。

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 戸田さんは「30年もやっていると、いいことも悪いこともあります。つらいことや悲しいこともあります」と30年を振り返ってしみじみ。続けて「アンパンマンは私にとって、やなせたかし先生そのもの。先生は、『いつも人が喜ぶことをしなさい』とおっしゃっていました。人生は“喜ばせごっこ”だと教わっております」とやなせさんの教えを交え、アンパンマンへの思いを語った。

 舞台あいさつにはゲスト声優としてクルン役を務めたさん、ゴロンゴロ役を務めたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の児嶋一哉さん、主題歌を担当している双子姉妹ユニット「ドリーミング」も出席。30周年を記念したくす玉も登場した。

 「アンパンマン」は1988年にテレビアニメがスタート。翌89年3月に劇場版1作目が公開された。今作は、テレビアニメ開始から30年、劇場版30作目の節目の作品となる。好奇心旺盛でちょっと不思議なクルンとアンパンマンたちが、「いのちの星」の故郷を救うために奮闘する……というストーリー。テレビアニメ第1話にも登場し、アンパンマン誕生のきっかけとなった命の象徴のような存在「いのちの星」が物語に大きく関わってくる。

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