スギちゃん:ミュージカルに自信 「手応えしかない」と自画自賛も…

ミュージカルコメディー「キス・ミー・ケイト」東京公演の初日会見に登場したスギちゃん
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ミュージカルコメディー「キス・ミー・ケイト」東京公演の初日会見に登場したスギちゃん

 お笑い芸人のスギちゃんが3日、東京芸術劇場(東京都豊島区)で行われたミュージカルコメディー「キス・ミー・ケイト」東京公演の初日会見に登場。昨年の同作で、本名の「杉山英司」としてミュージカルに初挑戦したスギちゃんは、再演で2度目となった今回の舞台について「先日川崎(での公演)が終わりまして、お客さんにも『ものすごくうまくなった』と言っていただいた。結構変わった」と笑顔。「(2度目の舞台は)手応えしかない」と自分の成長ぶりをアピールして、共演者を笑わせた。

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 「キス・ミー・ケイト」は、シェイクスピアの喜劇「じゃじゃ馬ならし」を劇中劇に仕立て、その舞台裏と劇中劇を交互に見せるミュージカル。「じゃじゃ馬ならし」の初日、脚本・演出・主演・プロデューサーを務めるフレッド(松平健さん)は、抜てきした女優ロイス(水夏希さん)に気がありながらも、元妻の女優リリー(一路真輝さん)ともいい雰囲気になるが、一つの花束が大騒動を巻き起こす……という物語。現在上演中で、全国13会場で上演される。会見には、松平さん、一路さん、水さん、大山真志さん、川崎麻世さん、ちあきしんさん、太川陽介さんも出席した。

 出演のほか、歌唱指導も担当するちあきさんが「スギちゃんの音程正解率が格段にアップした」とその成長ぶりをたたえると、スギちゃんは「歌の音程正解率が6割を超えるようになりました」とニンマリ。「去年は初ミュージカルで初々しさが残った部分があった。今回は『え? あの人スギちゃんだったの?』と思われるようになりたい。いや、もうなっている!」と自画自賛したが、コメントを求められた松平さんは「いや、それはもう、ね。去年よりは破格に成長……」と口ごもった。スギちゃんと同じギャング役の太川さんは「この暑い夏、寒くなりたかったら、スギちゃんの歌と芝居を見れば凍りつく。ぜひ納涼にいらしてください!」と辛口でアピールしていた。

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