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福山雅治:石田ゆり子と初共演で“大人の恋愛” 「マチネの終わりに」映画化

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映画「マチネの終わりに」で初共演する福山雅治さん(左)と石田ゆり子さん(C)2019「マチネの終わりに」製作委員会

 芥川賞作家・平野啓一郎さんの恋愛小説「マチネの終わりに」(毎日新聞出版)が映画化されることになり、歌手で俳優の福山雅治さんと女優の石田ゆり子さんが、初共演することが17日、わかった。日本・パリ・ニューヨークを舞台にした大人のラブストーリーで、福山さんは主人公の天才クラシック・ギタリストを演じる。平野さんの作品が映像化されるのは、今回が初。2019年秋公開予定。

 映画は、渡辺淳一文学賞を受賞した同名小説が原作。天才ギタリストとして名をはせるも、現状の演奏に満足ができずに、自分の音楽を見失っているという苦悩を抱える、天才クラシック・ギタリストの蒔野聡史(福山さん)と、フランスの通信社に所属するジャーナリストの小峰洋子(石田さん)の40代の2人が、6年間でたった3度の出会いの中で悩み、愛し合っていく物語。福山さん主演の「ガリレオ」シリーズや、映画「昼顔」などを手がけた西谷弘さんが監督を務める。

 福山さんと石田さんは、CMやバラエティー番組での共演はあるものの、俳優としては初共演。福山さんは、「恋愛する、恋愛しないにかかわらず、どんな生き方も許容する現代において、『愛』とはどのような意味を持つのか? 人が人を必要とするそのときに名付けられる『愛』という感情。目には見えない無形の感情を、今作は可視化できるのではないかと感じています」とコメント。石田さんについては、「まさに洋子そのものが身体に宿っておられるであろう石田さんと、蒔野聡史として向き合えるよう頑張ります」と話した。

 一方、婚約者がいるものの、蒔野と引かれ合い、かなわぬ恋に翻弄(ほんろう)される女性ジャーナリストを演じる石田さんは、「人としても、女性としても、このようでありたいと憧れるような存在で、この役を演じることに背筋が伸びる想いです」と告白。英語やフランス語での演技も披露するといい、「こんなふうに人を愛せたら……そんな気持ちで一気に読み終えた『マチネの終わりに』の映画化に参加できることに心震える想いです」とコメントした。

 西谷監督は、「主演の福山雅治さんは、ギタリストとしても最高峰の人。誰もが得意分野を演じると思われるでしょうが、今回、彼が手にするクラシックギターはエレキやアコギとは全くの異種。常に高みを目指す福山さんらしいチャレンジングな作品になるでしょう」と紹介。「初共演の二人がどんなハーモニーを奏でるのか。まるで指揮者のような想いで今から心躍らせています」と話した。

 原作者の平野さんは、「僕の小説は映画化が難しく、これまで実現したことがなかったので、とても楽しみにしています。この分断と対立の時代に、さまざまな愛が交錯する美しい物語を通じて、見る人が精神的な高揚感を得られるような映画になることを期待しています」とコメントしている。

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