イングレス:テレビアニメとゲームが連動 「リアルタイム・ストーリー」始動へ 新キャラクターのビジュアルも

テレビアニメ「INGRESS THE ANIMATION」に登場するハンク・ジョンソンのビジュアル (C)「イングレス」製作委員会
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テレビアニメ「INGRESS THE ANIMATION」に登場するハンク・ジョンソンのビジュアル (C)「イングレス」製作委員会

 スマートフォン用ゲーム「Ingress(イングレス)」(ナイアンティック)から生まれたテレビアニメ「INGRESS THE ANIMATION」とゲームが連動し、アニメ本編と同じ時間軸で進行するゲームのストーリー「リアルタイム・ストーリー」が公開されることが分かった。8月15日にアニメ公式サイトで、「リアルタイム・ストーリー」の特設サイトがオープンする。7月28日に北海道・札幌で開催されたイベントで発表された。

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 「リアルタイム・ストーリー」は、テレビアニメのシリーズ構成・脚本を務める月島総記さんが書き下ろす。物語は、イベントが開催された札幌から始まり、テレビアニメのメインキャラクターであるマコト、サラ、ジャックのテレビ放送当日までの軌跡を追う展開となる。複数に分割された物語が、ゲーム内のさまざまな地域のポータルに埋め込まれ、プレーヤーは各地に散らばった物語を協力して集めて、謎を解きながら物語が完成する。ルールは、物語の進行に伴いゲーム「Ingress」の公式Twitterなどで告知される。

 テレビアニメの新キャラクターであるハンク・ジョンソンのビジュアルも公開された。佐々木啓夫さんが声優を担当する。

 「Ingress」は、スマートフォンの位置情報を基に陣取り合戦を繰り広げるゲーム。アニメは、触れた物の記憶を読む(サイコメトリー)能力を持つマコトが、未知の物質エキゾチック・マター(XM)の研究所爆発事故現場で事故の唯一の生存者、サラの指輪に残されていた記憶を見て、巨大な陰謀に巻き込まれていく……というストーリー。フジテレビの新たな深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で10月から放送されるほか、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で世界配信される。

 月島さんのコメントは以下の通り。

 本作の脚本・シリーズ構成を担当させていただきました、月島総記と申します。「Ingress」という壮大かつ、世界で最初の位置情報ゲームのアニメ化作品に関われたことを、とても誇りに思っております。共に脚本を担当した月島トラ、櫻木(優平)監督はじめアニメスタッフの皆様、そしてナイアンティックの皆様、本作に関わる全ての方々の情熱が結集した、素晴らしい作品になったと感じております。エージェントの皆様も、これから「Ingress」を知る方々も、どうか楽しみにしていただければ幸いです!

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:櫻木優平▽脚本:月島総記/月島トラ/赤坂創▽音楽:カワイヒデヒロ▽キャラクター原案:本田雄▽副監督:入川慶也▽CGディレクター:古川厚▽美術監督:加藤浩(ととにゃん)/坂上裕文▽美術監督補佐:新井帆海▽コンセプトアーティスト:幸田和磨▽モデリングディレクター:宮岡将志▽アニメーションディレクター:小林丸▽撮影監督:野村達哉▽アニメーション制作:クラフター

 ◇キャスト(敬称略)

 マコト:中島ヨシキ▽サラ:上田麗奈▽ジャック:喜山茂雄▽人工知能 ADA:緒方恵美▽ハンク・ジョンソン:佐々木啓夫

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