この世界の片隅に:第4話視聴率は9.2% すず、周作とリンの過去を知る

TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん
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TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん

 こうの史代さんのマンガが原作のTBS系の日曜劇場この世界の片隅に」(日曜午後9時)の第4話が5日に放送され、平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。先週第3話の9.0%から微増した。

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 第4話では、遊女のリン(二階堂ふみさん)と再会し、次第に友情を育んでいくすず(松本穂香さん)。一方で、互いを知るほど立場の違いが鮮明になっていき、そしてすずは、夫の周作(松坂桃李さん)とリンとの関係に気づく。そんな折、離れて暮らす義姉・径子(尾野真千子さん)の息子・久夫(大山蓮斗君)が北條家にやってくる。久しぶりの再会を喜ぶ径子だが……という展開だった。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、16年公開の片渕須直監督が手がけた劇場版アニメはロングヒットを記録した。

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