名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
人気アニメ「ドラゴンボール」の20作目となる劇場版アニメ「ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー」(長峯達也監督、12月14日公開)に声優として杉田智和さん、水樹奈々さんが出演することが12日、分かった。2人が演じるのは、劇場版オリジナルキャラクターとなるフリーザ軍の非戦闘員。ともに今回が「ドラゴンボール」シリーズ初参加となる。
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杉田さんはフリーザの父のコルド大王が軍を率いる時代から仕える後方部隊の古参兵・レモ、水樹さんは銀河パトロールの宇宙船を盗んだことが見つかり、追っ手から逃れるためにフリーザ軍に入隊したチライをそれぞれ演じる。レモとチライは非戦闘員のためフリーザとは面識はないが、ブロリーを取り巻く重要キャラクターとして登場するという。杉田さん、水樹さんのコメントも公開された。
劇場版は、テレビアニメ「ドラゴンボール超」に続くエピソードで、原作者の鳥山明さんが脚本とキャラクターデザインも手がけた。“伝説の超サイヤ人”のブロリーが、孫悟空の前に立ちはだかり、さらにサイヤ人の歴史も描かれる。
杉田さん、水樹さんのコメントは以下の通り。
「ドラゴンボール」は子供の頃一番最初に出会った、力と強さの違いを考えさせられた重要な作品です。私にとっては「力を持つってなんだろう」と考えるときの教師のような位置付けの作品でした。どこかで卒業するんですけど、きっと大人になってから読み返しても、その時の視点から見て学ぶことは多くて、読者それぞれが自然といろいろなことを感じるんじゃないかなと思います。映画を見る時にはなるべく情報を入れず、素直に劇場へ来てほしいです。自分が子どもの頃に映画を見る時も、思想レベルで何かを学んだり、得たり、覚悟を決めたりして映画館に行ってたかな?って思うので、ぜひ突然の驚きを楽しみに見ていただきたいです。
私が演じたレモについては、卑劣な手段に逃げてブロリーに倒されてしまう役かなと思っていました。しかし、そのブロリーというイレギュラーな力を補足する別視点の意見を持った者として描かれているというのが好印象でした。強さを表現するのに、同じ強者からの意見だけだとブロリーを語れない、はっきり言えば弱者からの視点が必要だと思います。力が弱いレモは心温かくブロリーを受け入れて、チライはブロリーの力に素直に向き合う。レモとチライでバランスがとれている印象です。彼を演じるにあたり、冷たく言い放つことや悪態をつくことがあっても悪人に聞こえないように気を付けました。レモの根本にあるのは優しさ。ずるがしこいけど心温かいキャラクターなので、そのあたりを強く意識しました。
台本を読んで、これぞ「ドラゴンボール」!と胸がアツくなりました。オーディションのお話をいただいた時、小さいころから大好きでずっと見ていた作品なので、すごくうれしくて! めちゃくちゃ気合を入れてスタジオに向かいました。チライは今まで私が演じたことのないタイプのキャラクター。ぜひともこの役を演じたいという気持ちが強くて、合格の連絡を受けたときは本当にうれしかったです。バトルシーンもものすごくハードで、強い者同士が戦うとこんなことになってしまうんだ!半端ない!!と手に汗握りまくりで(笑い)。改めて、この作品に携わることのできる喜びを噛みしめました。子供のころから私と同じように「ドラゴンボール」を見て育った世代の方はもちろん、今まさにこの作品を知るという新しいファンの皆さんにも一瞬でのめり込んでいただけると思います!
鳥山先生が描かれているキャラクターはものすごく表情豊か。私が演じたチライはシリアスな戦いが続く本作品において、ちょっとほっとする、日常パートを担うキャラクター。ちょっと不良なんですが、とっても可愛いヤツなんです(笑い)。レモとの関係についても最初は「レモさん」って、敬語ではなく、「姐(ねえ)さん! 兄さん!」みたいに不良の世界の上下関係のような言い方をしていて(笑い)。それが困難を乗り越え、呼び捨てで呼べるような関係性になっていく。そしてレモは大人だからこそ、チライの若い発言もすべて受けとめのみ込んでくれる。すごくお父さん的というか、親身になってくれる生活指導の先生みたいな存在でした(笑い)。
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2024年12月23日 01:00時点
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