松田龍平:プロ棋士が将棋シーンを絶賛 「手つきや駒音が心地いい」

映画「泣き虫しょったんの奇跡」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した松田龍平さん
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映画「泣き虫しょったんの奇跡」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した松田龍平さん

 俳優の松田龍平さんが6日、東京都内で行われた主演映画「泣き虫しょったんの奇跡」(豊田利晃監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに、原作者でプロ棋士の瀬川晶司五段と共に登場した。瀬川さんは本作について「将棋のシーンがリアル。棋士は将棋の手つきとか駒音とかの表現が気になる。(この映画では)心地よかったです」と絶賛すると、松田さんは「(演技は)そんなに苦労はなかったんですけど、撮影として見せ方に苦労しました。実際にプロ棋士との5番勝負のシーンは、棋士の方の圧がすごくて、それを受け止めるのか、否か……」と撮影を振り返っていた。

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 公開から約1カ月がたった本作の反響について、松田さんは「よく行くはりの先生が『将棋が好きで見に行きたいけど、足腰が弱くて(映画館まで)見に行けない』と言われ、リアクションどうしようっていうことが結構あります」と冗談めかして話し、観客を笑わせていた。舞台あいさつには豊田監督も参加した。

 映画は、プロ棋士への夢を絶たれ、サラリーマンとして暮らしていた、しょったんこと瀬川晶司(松田さん)が、アマ名人になっていた親友の悠野(野田洋次郎さん)ら周囲の人々に支えられ、将棋を再開する……というストーリー。

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