プリキュア:フィリピンに図書室を 社会貢献活動に協力 鷲尾P「子供たちが喜んでくれることが一番大切」

「プリキュアも応援します! フィリピン・サマール島 はじめての『おしごと体験図書室』誕生プロジェクト」の会見の様子
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「プリキュアも応援します! フィリピン・サマール島 はじめての『おしごと体験図書室』誕生プロジェクト」の会見の様子

 放送15周年のアニメ「プリキュア」シリーズ(ABC・テレビ朝日系)が、フィリピン・サマール島に「おしごと体験図書室」を建設する社会貢献活動「プリキュアも応援します! フィリピン・サマール島 はじめての『おしごと体験図書室』誕生プロジェクト」に協力することが9日、明らかになった。パルコとCAMPFIREのクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」、NGOワールド・ビジョン・ジャパンとアニメを制作する東映アニメーションによるプロジェクトで、BOOSTERで支援を募る。目標金額は500万円。

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 同プロジェクトでは、フィリピンの中でも特に貧しいとされるサマール地域の学校に図書室を建設し、子供たちの「学びたい」という思いに応えるのが目的。支援者には、シリーズ第1弾「ふたりはプリキュア」のキュアブラック(美墨なぎさ)とキュアホワイト(雪城ほのか)の描き下ろしイラストを使用したポストカード、グラス、タペストリーなどをプレゼントする。BOOSTERで9日から募集している。

 9日、東京都内で会見が開かれ、「プリキュア」シリーズの“生みの親”とも呼ばれる東映アニメーションの鷲尾天プロデューサーは「おかげさまで『プリキュア』シリーズを続けることができています。皆さんに支えていただき、何かお返しをしたい。自分たちのコミュニティーに本がたくさんある。そういう状況が子供たちにとって、いかに喜ばしいことなのか、胸がわくわくするのか……。何としても参加したかった。子供たちが喜んでくれることが一番大切」と思いを語った。

 また、「東映アニメーションは今後も社会貢献活動に協力していくのか?」と聞かれ、「会社の方針はまだ決まっていませんが、できるだけ前向きに参加していきたい」と話した。

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