マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)が23日、新しいアプリおよびウェブサービスの企画を募集するコンテスト「少年ジャンプアプリ開発コンテスト」の第2期の結果を発表した。今回はAI(人工知能)を利用した企画など3企画が入賞し、賞金100万円が贈られる。2019年に第3期の募集を行うことも発表された。
ウナギノボリ
小芝風花、実写映画「魔女宅」から10年
入賞企画の一つは、マンガの画風、ユーザーの音声、キャラクターの会話の三つを機械学習・深層学習によってデータベース化し、マンガの世界に深く入り込んで楽しめるようにするSNS「ディープジャンパー」(つくるラボ)。自分や友達の合成音声でマンガを読み上げるほか、マンガのキャラクターの性格を反映したAIとのチャットも楽しめる。
またAIによって環境を認識し、歴代のジャンプ作品の擬音を現実の映像に重ね合わせることのできるAR(拡張現実)アプリ「少年ドドドジャンプ」(ブラックリボン軍)や、「中高生向け『週刊少年ジャンプ』サービス企画」(WHITE Inc.)も受賞した。
同コンテストは昨年、第1期を開催。少年ジャンプや、そのマンガ・キャラクターに関する新しいアプリやウェブサービスの企画・アイデアを募集した。実際に開発に取り掛かる場合、最大5000万円まで集英社が費用を負担する。
「マンガは技術でもっと面白くなる!」そういう思いで始めたアプリ開発コンテストですが、今回もたくさんの楽しいアイデアをお寄せいただきました。ありがとうございます! 第1回を踏まえていただいたのか、より挑戦的で具体性がありました。その中で3企画が入賞を果たしました。
「ディープジャンパー」はマンガをより深く楽しませようというエンタメ性を、「少年ドドドジャンプ」はARと擬音という卓越したアイデアを、中高生向け「週刊少年ジャンプ」サービス企画は若者を巻き込むムーブメントをも見越した企画性を評価しました。
素晴らしいアイデアをいただいたアプリ開発コンテストですが、第3期もやります! マンガには、まだイノベーションが起こせる部分がたくさん残っていると思います。マンガの作り方、マンガの読み方、マンガ・ファンの楽しませ方……などなど、僕らの想像もつかないアイデアを持つ方々に会えるのを楽しみにしています!!
あfろさんのマンガが原作のアニメ「ゆるキャン△」のテレビアニメ第3期「ゆるキャン△ SEASON3」の“新メンバーキャスト”として指出毬亜さん、天野心愛さんが出演することが分かっ…
「このマンガがすごい!2016」(宝島社)のオトコ編1位に選ばれたことも話題になった九井諒子さんのグルメファンタジーマンガ「ダンジョン飯」のコミックスの電子版を含むシリーズ累計発…
九井諒子さんのグルメファンタジーマンガが原作のテレビアニメ「ダンジョン飯」が、4月から第2シーズンに突入する。ライオス一行、迷宮の主である狂乱の魔術師らが描かれたキービジュアル第…
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」のブルーレイディスク(BD)&DVDの全巻購入者限定の特典の全巻収納ボックスにデザインされる…
Koiさんのマンガが原作の人気アニメ「ご注文はうさぎですか?(ごちうさ)」のイベントが3月23日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「AnimeJapan(アニメジャパ…