人気声優が出演するバラエティー番組「セカイ系バラエティ 僕声」のシーズン2が放送されることが28日、明らかになった。シーズン2には新たに伊東健人さん、内田雄馬さん、小野賢章さん、土岐隼一さん、濱健人さんらが加わることも分かった。同日、東京都内で行われた同番組のスペシャルトークイベントで発表された。

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　「セカイ系バラエティ 僕声」は、声優陣がドラマやコント、歌などでさまざまな映像表現と笑いに挑む異色のバラエティー番組として、WOWOWや動画配信サービス「GYAO！（ギャオ！）」で放送・配信。10月からスピンオフ作品「幻滅セカイ系バラエティ 誰声」も配信されている。

　シーズン2には、伊東さん、内田さん、小野さん、濱さん、土岐さんのほか、寺島惇太さん、永塚拓馬さんが参加。シーズン1に引き続き、勝杏里さん、沢城千春さん、武内駿輔さん、中島ヨシキさん、西山宏太朗さん、増田俊樹さん、森久保祥太郎さんが出演する。

　イベントは、東京・六本木で開催されている「第30回東京国際映画祭（TIFF）」内で開催。シーズン2に出演する小野さん、濱さん、森久保さん、番組の住田崇監督、作家のオークラさんが出席。小野さんは「お笑いが好きなので出られてうれしい」と喜び、濱さんも「ドラマなどに初挑戦します。すてきなコンテンツに関わることができてうれしいです」と声を弾ませた。シーズン1に続き、2にも登場する森久保さんは「シーズン2は若手がそろいました。このメンツだと僕は保護者ですね」と苦笑いしていた。

　住田監督はシーズン2の構想について「声優さんたちが（演技など）遊べるようなものにしていこうと思います。（今後）舞台でもやれるようにドラマっぽいコンテンツを増やしていこうと思います」と説明した。
　
　すでに1本収録したという小野さんは「せりふ覚えが大変でした。みんなキャラが立っていて『誰？』って言っちゃうぐらい作り込まれていて、インパクトがあった」と振り返り、濱さんは「芝居で笑っちゃいけないのに（小野さんが）振り切った演技をしたり、先輩方が笑わせてくるので、笑いをこらえるのが大変でした」と語った。さらに小野さんは「みんな笑いをこらえていて、シーンとしている中で振り切ったことをするので、監督の笑い声を頼りにやるしかないんです」と楽しそうな表情を見せていた。

　シーズン2は、来年1月にWOWOWとGYAO！で先行無料配信。同年2月にWOWOWで一挙放送され、TOKYO MXでも放送がスタートする。トークイベントのMCはお笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんが務めた。