どこか哀愁漂うものまねで人気を集めているお笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成さんが8日、東京都内で書籍「哀愁 ガリットチュウ福島のモノマネ人生劇場」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。俳優の船越英一郎さんのものまねで黒いスーツ姿を披露した福島さんは、インスタグラムで約30万人がフォローし、バラエティー番組への出演も急増したブレークの現状を語った。
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周囲の反応を聞かれると、福島さんは「うちの両親は喜んでくれています。でも嫁はぶれないです。すごいなと思います」と笑顔。芸人では、同じくブレークしているお笑いコンビ「野性爆弾」のくっきーさんの反応について「くっきー師匠はめっちゃ喜んでくれています。『嵐にしやがれ』『しゃべくり007』とかに一緒に出た。昔(吉本)新喜劇で、サラリーマンA役とB役で初めて一緒になった2人が『こんな華やかな舞台に出られるなんて、夢のようですね』と話しました」と振り返り、喜んでいた。
「哀愁 ガリットチュウ福島のモノマネ人生劇場」は福島さんのものまねを書籍化。船越さんをはじめとする著名人・有名人はもちろん、今回の主役となる架空の女子中学生といった、総勢140人以上の登場人物の全てを福島さんが演じ、甘酸っぱい恋や複雑な家庭環境など、切なさを感じさせる内容が描かれたオールカラーのアートブックに仕上がっている。B5変形判で96ページ、1200円(税抜き)で発売中。
福島さんは「1日40人、メークと着替えで肌ボロボロ。ランナーズハイならぬ、着替えーずハイになりました。パリコレのモデルもこんなに着替えないでしょう!」と胸を張り、「15年前くらいから積み重ねてきたネタが、本になるんだ。小さな積み重ねが大事だな」と、喜びをかみしめていた。