俳優の小栗旬さんが、2020年に北米で公開される映画「GODZILLA VS. KONG」(邦題未定)に出演し、ハリウッドデビューを果たすことが12日、明らかになった。小栗さんの役柄はまだ明かされていないが、重要な役どころになる模様だという。
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「ゴジラVSコング(仮)」は、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携して展開してきた、ハリウッド版「ゴジラ」シリーズと「キングコング:髑髏島の巨神」がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズの第4弾。「ザ・ゲスト」や「デスノート/Death Note」のアダム・ウィンガード監督がメガホンを取る。北米で20年5月22日公開予定で、日本でも20年の公開を予定している。
同映画のプロデューサーのアレックス・ガルシアさんは、小栗さんの起用理由について「レジェンダリー(・ピクチャーズ)と監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして、最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している。彼がモンスター・ヴァースシリーズの『GODZILLA VS. KONG』に加わってくれることに非常に興奮している」と語っている。
小栗さんは「ハリウッド映画に出演することには、もちろん憧れがありました。それだけにそのハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした。しかし、本作の監督やプロデューサー、レジェンダリーの皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました」とハリウッド進出への思いを明かし、「我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるということに、今はひたすら興奮しています。演技者としてその作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたいと思います」と意気込んでいる。
撮影は11月から、ハワイやオーストラリアで行われる予定。小栗さんのほか、アレクサンダー・スカルスガルドさんやミリー・ボビー・ブラウンさん、レベッカ・ホールさん、ブライアン・タイリー・ヘンリーさん、ジュリアン・デニソンさん、ジェシカ・ヘンウィックさんらも出演する。
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