阿部寛さんらを輩出した男性ファッション誌「MEN 'S NON-NO(メンズノンノ)」(集英社)のモデルを決める「第33回 メンズノンノモデルオーディション」の最終公開選考が12日、東京都内で行われ、応募総数2000人以上の中から、東京都在住の大学1年、鈴鹿央士(すずか・おうじ)さん(18)がグランプリに輝いた。鈴鹿さんは「まさか選ばれるとは思っていなくて、心臓がバクバクしています。これからメンズノンノの一員として頑張ります」と意気込みを語った。
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鈴鹿さんは2000年1月11日生まれ、東京都在住の18歳。身長178センチ、体重55キロ。女優の広瀬すずさんが岡山での映画のロケ中に“見つけた”といい、広瀬さんと同じ事務所に所属。モデルだけでなく、俳優としての活躍も目指している。特別賞にあたる「ラボ シリーズ賞」も受賞し、ダブル受賞を果たし、「まさか2回も呼ばれると思っていなくて、夢かなったと思って。足が震えて、本当にうれしかったです」と緊張気味に語っていた。
「MEN 'S NON-NO」のモデルは、人気モデルや俳優への登竜門ともいわれ、これまでに阿部さん、田辺誠一さん、谷原章介さん、東出昌大さんらを輩出してきた。最終選考にはファイナリスト11人が臨み、準グランプリにあたる「メンズノンノビューティー賞」は東京都在住で沖縄県出身の岸本ルークさん(18)が受賞した。
イベント後、鈴鹿さんと岸本さんは、メンズノンノモデルの成田凌さん、宮沢氷魚さんとともに取材に応じた。成田さんは「僕らはこういう形でオーディションしていないので、報道陣にも囲まれて。この緊張感はかわいそうって思うぐらい」と語り、鈴鹿さんについて「可愛い」と笑顔。宮沢さんは「2人とも間違いなく、メンズノンノの戦力になってくれます」と太鼓判を押していた。また、鈴鹿さんは成田さんと宮沢さんに「焼き肉行きたいです」とおねだりすると、成田さんは「柳俊太郎のおごりで、20人で行きましょう」と話して2人を笑わせていた。
イベントでは成田さんら現役メンズノンノモデルによるファッションショーや、馬場ふみかさんによるメンズビューティーのトークショーなどが行われた。