坂本真綾:ラン・ランのピアノ生演奏に感激 「ドキドキして…」

映画「くるみ割り人形と秘密の王国」の公開記念ミュージックイベントに参加した坂本真綾さん(左)とラン・ランさん
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映画「くるみ割り人形と秘密の王国」の公開記念ミュージックイベントに参加した坂本真綾さん(左)とラン・ランさん

 声優の坂本真綾さんが21日、東京都内で開催された、童話「くるみ割り人形」を実写化したディズニー最新作「くるみ割り人形と秘密の王国」(ラッセ・ハルストレム監督、30日公開)の公開記念ミュージックイベントに登場。日本語吹き替え版で、“お菓子の国”統治者のシュガー・プラムの声を担当した坂本さんは、シュガー・プラムをイメージしたパールピンク色のドレス姿を披露していた。

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 坂本さんはシュガー・プラムについて「オーディションで初めて彼女の声を聞いた時、トーンが高く、いつものキーラ(・ナイトレイさん)さんと声が違うなと驚きました」と明かし、「彼女は『金平糖の精の踊り』の曲をモチーフに役作りしたそうで、できるだけ彼女の声と違和感が無いように近づけて演じるようにがんばりました」と、アフレコを振り返った。

 イベントには本作にピアノ・ソリストとして参加している、ピアニストのラン・ランさんも参加。ラン・ランさんが「くるみ割り人形」スペシャルメドレーを生披露すると、「東京のど真ん中とは思えない、ファンタジーの入口がすぐそこにあるような気持ちにさせてくれる、魔法のような音楽ですね。ドキドキして聴いていました」と感動していた。

 「くるみ割り人形」は、約200年前にドイツで生まれた童話で、チャイコフスキーの音楽、多くの舞台や書籍などで知られる。「インターステラー」(クリストファー・ノーラン監督)に出演したマッケンジー・フォイさんが主人公のクララを演じ、ナイトレイさん、ヘレン・ミレンさん、モーガン・フリーマンさんらが共演。「ギルバート・グレイプ」「僕のワンダフル・ライフ」などで知られるハルストレム監督がメガホンをとった。

 愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララが、“くるみ割り人形”によって“秘密の王国”にいざなわれる。それは、亡き母に隠された真実を知る驚くべき冒険の始まりだった……というストーリー。日本語吹き替え版は坂本さんのほか、クララを小芝風花さん、“くるみ割り人形”のフィリップを小野賢章さんが担当する。

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