ドラえもん
大みそかだよ!ドラえもん 1時間スペシャル 「年越しはスペインで」他
12月31日(火)放送分
俳優の山田孝之さんが主演する映画「ハード・コア」(山下敦弘監督)が23日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。山田さん自身が「愛読書」という狩撫麻礼(かりぶ・まれい)さん原作、いましろたかしさん作画のマンガ「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」が原作で、山田さんはプロデューサーも務めた。人間味あふれる超高性能ロボットと、それを取り巻く世間になじめない男たちの友情や鬱屈(うっくつ)、切なくもおかしいユーモアを描いた作品で、山田さん、荒川良々さん、佐藤健さんらが個性的なキャラクターを演じている。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
純粋で曲がったことが嫌いな権藤右近(山田さん)は、怪しい活動家が進める山奥での埋蔵金探しを仕事にし、都会の片隅で細々と生きていた。そんなある日、共に働く牛山(荒川さん)が住む廃工場で、古びた謎のロボットを発見。「ロボオ」と命名してロボットと友情を深めていく。右近の弟で商社に勤める左近(佐藤健さん)は、ロボオが現代科学の水準をはるかに超える高性能であることを突き止め、ロボオの能力を生かしたある提案をする……という展開。
どんよりと淀んだ空気に覆われた日常の中で、不満を抱え、いら立ちを隠せない右近。底知れぬ迫力を感じさせる鬱屈した右近を、山田さんが見事に演じている。佐藤さんの知的だがどこか冷めきっている左近役も新鮮で、自暴自棄で厭世(えんせい)的なキャラクターをクールに演じ、朝ドラ「半分、青い。」で見せていた律の柔らかな表情とは異なる一面をのぞかせていた。
右近をはじめ、腐った世の中を悲観している弟の左近、精神薄弱気味の牛山らには笑顔が少ない。シリアスなトーンで物語は進んでいくが、絶妙なバランスで、ツッコミを入れずにはいられないとぼけたユーモアが挿入され、そのギャップに思わず笑いが込み上げてしまう。重要な存在となるロボットは超高性能だがどこか人間味が感じられ、ぶっ飛んだSF要素が加わっていても、違和感なく作品に没頭することができた。(河鰭悠太郎/フリーライター)
年が明けて三が日が過ぎようとしている。そろそろ暇を持て余している人も多いのでは? そんなときに見たら元気になるお正月映画を紹介。「どこかに行きたい!」という子どものリクエストに応…
1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」に登場したゴジラのフィギュア「S.H.MonsterArts ゴジラ(1995)70周年特別記念Ver.」(バンダイスピリッツ)が7…
堂本光一さん、堂本剛さんの人気デュオ「KinKi Kids」がユニット名を「DOMOTO」に改名することが明らかになった。、改名後の活動タイミングについては、KinKi Kids…
「告白」などで知られる中島哲也監督の7年ぶりの新作「時には懺悔を」が2025年6月に公開されることが明らかになった。打海文三さんの同名小説が原作で、西島秀俊さんが家族との不和を抱…
12月30日に発表された27~29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガを実写化した「はたらく細…