相葉雅紀:“心のダム”崩壊「こんなこと初めて」 主演ドラマ最終話の撮影で感情があふれ出し…

連続ドラマ「僕とシッポと神楽坂」に出演する相葉雅紀さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「僕とシッポと神楽坂」に出演する相葉雅紀さん=テレビ朝日提供

 人気グループ「嵐」の相葉雅紀さん主演の連続ドラマ「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)が30日、最終話を迎える。10月上旬にクランクアップを迎えた相葉さんが、最終話への思いを明かした。

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 相葉さんは、撮影が終盤に差しかかるにつれて深川栄洋監督からの演出のハードルが上がっていったと言い、「監督の演出が上級者コースになっていって悪戦苦闘する毎日」と撮影を振り返った。

 自身が演じたコオ先生を「コオ先生は“心の中にダムがあるような、すべてのことを受け止めてため込んで生きている人”」と捉えていたというが、クランクアップ当日の撮影シーンでは、その“心のダム”が崩壊してしまったかのように、感情があふれ出してしまう瞬間があったという。自身も感情の抑制が効かなかったようで「我慢しなくては」と思っても止められなかったと、その瞬間を振り返り、「何年もドラマや映画をやらせていただいて、こんなことは初めてだった」と明かした。

 変則的なスケジュールでの撮影となった同ドラマについて「その日の撮影が終わって、家に帰って台本を読み返しながら、自分の読解力のなさと役の捉えられなさに悔しい思いを抱いたこともありました。でも、“監督は明日はどんな演出をしてくれるんだろう”と楽しみにもしていました。そんな毎日が、なくなってしまうのは寂しい」と役との別れに名残惜しさを感じている様子だった。

 ドラマは、たらさわみちさんのマンガが原作。東京・神楽坂の動物病院「坂の上動物病院」で働く若き獣医師と、動物や飼い主たちとの心温まる交流を描く。

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