伊藤健太郎:恋愛観語る 年上女性の方が「落ち着く」

連続ドラマ「この恋はツミなのか!?」で柏木由紀さんとダブル主演を務める伊藤健太郎さん
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連続ドラマ「この恋はツミなのか!?」で柏木由紀さんとダブル主演を務める伊藤健太郎さん

 俳優の伊藤健太郎さんが、アイドルグループ「AKB48」兼「NGT48」の柏木由紀さんとMBS/TBSのドラマイズム枠で放送される連続ドラマ「この恋はツミなのか!?」でダブル主演を務める。ドラマ初主演となる伊藤さんが今回演じるのは、恋愛経験なしでコミュ障気味のさえない24歳のサラリーマン小日向大河(こひなた・たいが)。童顔で癒やし系の32歳の女流棋士・駒田多恵(こまだ・たえ)を演じる柏木さんとの“究極の格差恋愛”を繰り広げるという役どころだ。伊藤さんに、柏木さんの印象や自身の恋愛観などを聞いた。

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 ◇ダブル主演・柏木由紀の印象は…

 ダブル主演の柏木さんについて、伊藤さんは「(会う前は)役柄と同じで年も割と離れているので、『大丈夫かな?』と思った」というが、現場では「割と笑い上戸らしくて、僕があんまり面白くないことを言っても、すごく笑ってくれたりする。なんか、“お姉ちゃん”みたいな感じがありました」と振り返る。

 共演前は、アイドルという印象が強く「(AKB48の推しメンは)柏木さんですよ。お祭りのくじで柏木さんのポスターが当たったことがある。アイドルの方に声をかけていいのかなと思った」というが、「現場では女優さんとしていてくださったので、声をかけやすかった」と、柏木さんの落ち着いた雰囲気に助けられたという。

 ◇柏木由紀と演じる“究極の格差恋愛”でハプニング続々 多恵の魅力は?

 一方、柏木さんが演じる多恵については「“天然”って言葉が合うか分からないですが、抜けている部分がすごくある。そこがいい」と魅力を語る。第1話では、多恵の下着が丸見えになってしまうシーンがあり、「そのシチュエーションに遭遇したら?」と聞かれると、「絶対見ちゃいますよね。下心の前に、『何で(丸見えに)気づかないで出てきたの?』って見ちゃう。なんて伝えればいいんだろうと思います」と笑った。

 そんな現場に直面する自身の演技については「(演じた)大河は、見たことのない女性の下着とか胸を見たときにどうするんだろうなと考えたら、すごくごまかすだろうな、と思ったので、全力でごまかしました」と語る。伊藤さんのユニークな演技を柏木さんが絶賛していたことを聞くと、「うれしいです」と照れ笑いしていた。

 ◇運命は「信じますよ」 恋愛観も

 ドラマでは、ハプニングの末に大河が多恵に恋をするという展開に。「同じ場面に遭遇したら恋をする?  運命を信じますか?」と聞かれると、伊藤さんは「運命、信じますよ」と笑顔で回答。「あんな出会いがあったら、もう、好き(になる)、ですよね。別にその瞬間に好きじゃなかったとしても、(再会したら)気を引かれますよね。なんで二度も会っちゃったんだ、とか」と、自身の恋愛観をのぞかせた。

 年上女性との格差恋愛を描くストーリーだが、伊藤さんは「年下と年上、どちらの女性が居心地がいい?」という質問に「年上の方ですね」と即答。「小さいころから、大人の方々といることが多かったので、年上の人といる方が落ち着く」と説明。「同年代とか(相手が)年下とかだったらしっかりしなきゃと思う」というが、相手が年上だと「女性にも男性にも共通すると思うんですけれど、ちょっと甘える部分が出るのかな」と笑顔で明かした。

 「この恋はツミなのか!?」はマンガ誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で鳥島灰人さんが連載したマンガが原作。恋愛経験なし、コミュ力なし、生きがいもなしのこじらせサラリーマンの大河(伊藤さん)は、通勤途中の“あるアクシデント”で、生まれて初めて恋をする。相手は童顔でスタイル抜群の年上女性・駒田多恵(柏木さん)。癒やし系の彼女の正体はプロの女流棋士で……というストーリー。ドラマはMBSで12月2日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで12月4日から毎週火曜深夜1時28分に放送される。

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